島根前乗りの2日目は、朝ご飯をゆっくり食べての10時出発。10時に出ても早いくらい。何でそんなゆっくりかと言うと、早く行っても何も出来ないからです。
今日の目的は39年ぶりに木次(きすき)線に乗車すること! しかも、宍道側からは初乗車! 今後存廃が議論される(に決まってる!)木次線。特に一番の山間部、出雲横田~備後落合の区間は、1日の乗車人数が数人という厳しさ。
この区間の出雲坂根駅から三井野原駅の間には、全国でも珍しい「三段式スイッチバック」という難所があり、列車が進行方向を変えながら急坂を上って高度を上げていくという名所なのです。憧れのスイッチバック、そこを通りたくて全国の鉄道オタクが集まりますが、残念ながら普段使いの人はほとんどおらず、廃止の危機。
高校生の頃にどうしても乗ってみたくて、各駅停車を乗り継いでやってきた木次線。今回は39年ぶりの乗車になります。しかも、終点備後落合から戻ってくるしかないので、丸一日乗りっぱなし。ご苦労さんの旅です。
何と、宍道駅から備後落合行は11:11の次は13:58。以上!何と1日2本!
これに乗るしかないのです。
途中、松本清張の推理小説「砂の器」の舞台になった亀嵩(かめだけ)駅で、名物の出雲蕎麦を予約していたので、列車内で受け取りました。お隣の出雲横田で20分停車するので、そこでゆっくり食べます。なかなかオイシイ!
何と、ツアー最終日にも横田に来ます(笑)どんだけ島根を堪能するのでしょうか(笑)
出雲坂根駅では、観光列車の「奥出雲おろち号」とすれ違います。切符をとっておけば乗れたかも!私が乗ったのは、この赤い普通列車。ローカル1両です。途中までは黄色いのが後ろについていましたが、出雲横田で切り離し。備後落合まで行くのはこれ1両です。
宍道駅から2時間3時間20分。
14:33に備後落合に到着です。後ろは接続していた芸備線。夏休みなので人がいっぱいいましたが、普段は空気を運んでいる状態。刹那の賑わいです。私は同じ列車で宍道に戻り、出雲市まで。
しかし、列車で行くと2時間のところ、列車だと2時間以上かかるのですから、そりゃ乗らないですよね。
さて。
翌日からは、島根県内6校+県教委訪問の「しまね留学」視察ツアー(ストロングスタイル)になります。皆さんは羽田朝7時10分のフライトでいらっしゃるようですが、我々は朝9時に出雲市駅で迎えます。
朝9時、出雲市駅!(笑)
無茶だなぁ(笑) 明日の東京組を出雲市駅で迎えうちます(笑)
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