特訓2日目、小学生は「魔の2日目」に突入。
最初は旅館での学習にちょっと浮かれ気味だった子も、叱られたり励まされたりしながら、だんだんと「危機感」なるものを持ち始めてきました。
今回の小6算数組は特訓テキストをどれだけ出来るか、とにかく「必死でチャレンジする」という姿勢づくりの特訓です。
毎年、塾長の好きな曲のタイトルから「合宿(今年は特訓)テーマ」を決めています。
今年のテーマは、
No Standing Still
まぁ、古い曲ですが、私が高校生の頃に大人気だった44マグナムの曲です。
こちらですね。
懐かしい!と思った方は同世代(笑)
「黙ってつっ立ってんな!」とか、「立ち往生禁止」とか、そんな意味ですけど、まさにウチの生徒たちに伝えたいことでもあります。
桜学舎の子達は、ホントにいい子。優しい子が多いのです。平和主義で、心優しい子が多いのですが、反面、とにかく競争心が弱いのです。のんびり屋でもあって、もっと頑張ればもっと上に行けるのに、「頑張らない」=「頑張るということを知らない」=「頑張る経験をしていない」という弱点があります。
「教えて下さい」
「分からないから出来ない」
「どうやるんですか?」
習ってないことでもないし、①でやり方を習って、②をやってみろと言われると、「この場合、どうするんですか?」と聞いちゃう… ダメダメ(笑)考えろって!(笑)
そういう弱さ、そういう甘さ、依存心。
そしてお尻を叩かれないと前に進めない、ある意味お坊ちゃん・お嬢様体質…
これを脱却して、自分の足で力強く歩ける子にしないと、受験は本当に「負け」ます。
つい先日、ある受験生のお母様から、
「ゆる中学受験、全然ゆるくないんですね!」と言われました(笑)
「これ、大手進学塾だったら…と思うと…」と。そうです、ぶっちゃけ、Y谷O塚さんなんかの1/3程度ですよ、やっているのは。
ゆるいはずですが、ゆるくないんです。きちんとやるべきことはやらせるので。
そして、どうしても否定できないのは、受験は「競争」だということ。どんなにその学校への思いが強くても、入試はペーパーで決まり、点数で決まります。点数が取れなければ合格はしないのです。
その厳しいところへ向かっていくには、やっぱり腹に力が入っている必要があるのです。だって、他の進学塾の子達は死にものぐるいで受験してきたりするわけですからね。
そういう「闘志」は持っているべきなんです。たとえゆる中学受験でもね。
だらっとやって、負けてもいいや… じゃないんです。
2日目。ようやく真剣な顔になってきた子が増えました。
そして爆走組。
スゴイ!
今まで受ける受験タイプが異なるので受験算数をまともに勉強してこなかった子が、なんとトップを爆走中!ダントツで駆け抜けています。新しいことを勉強するのが楽しいみたいです。そしてノルマをこなしたくて仕方がない。絶対にノルマを達成するんだと頑張っています。
反面、「おーーーーい!」と毎回呆れられ、何だかお尻を叩かれている(笑)ばっかりの子もいます。
どっちも、いい経験になっているのならば、この特訓に参加した意味は十分あります。必死になった経験が重要。
顔つきが変わる。これ、重要なんです。
ちなみに、桜学舎会場の中高生は、「お散歩行きますか?」と誘ってもお断りしてきました(笑)
もうしーーんと、緊張感漂う特訓になっているようです。頑張ってるなぁ…
明日は根津神社に合格祈願に行けるでしょうかね?
雨はようやく上がりました。
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