「ゆる中学受験コミュニティ」第9回が先日の土曜日に終了しました!ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
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今回は「親子関係を再構築する」というお話をさせて頂きました。
受験間際になってくると、親御さんも焦りますし、子ども自信も気持ちとは裏腹に体が動かなくなったり、小6ともなると若干の反抗期が入ってきたりして、親子喧嘩が絶えないという話もよく聞きます。
親御さんが「やってしまった!」という発言、逆に「上手くいった!」という発言など、短時間ではありますが、ワークを通して考えて頂き、翌月にフィードバックすることで、より実態を把握出来るように努めています。
また皆さんの状況もシェアすることで、「私だけじゃないんだ…」と安心していただくのも重要なこと。我々は毎年色々なケースを見ているので、「ああまたこのパターンか!」と捉えることが出来ますが、お母様・お父様にとっては我が子のケースが初めてという場合も多いでしょう。いろいろな子育て情報の中で、つい「やってはいけない」と言われていることをやってしまい、
「ダメな親だ…」
と凹むこともあるのではないかと思います。いやいや、実際、そう簡単には出来ませんよね?というのが本音。ですから、「私だけじゃない」という安心感、そして親御さんも自分を責めたりしない、そんなメンタルのキープは受験生に大きな影響を与えていきます。
親がキーキー言い出したら、子どもがノビノビ勉強するわけがありません。もちろん日々忙しい中で、そんな余裕は無いんでしょうが、でも、子どもが何かやらかしたときには、嘆き、怒り、荒れるのではなく、
「こいつ、どうしてくれよう?」
と策を案じるくらいの余裕は欲しいものです。
「イッヒッヒ、見てろよ?」
「食らえ!えいっ!」
って、子どもが「マジかよ〜!」ってなるようなやり取りをして欲しいんですよね。怒ったって、子どもももう避け方を知ってますからね…
親子関係の再構築とは、そんな意味だったのです。
先日、中学生の三者面談をした時に、「見てきたように言い当てる」「自宅に監視カメラがついているようだ」と言われました。別に見ているわけでもなく、自宅にカメラを仕込んでモニタリングしているわけでもないんですが、分かります。単純な行動パターン分析なので。つまりは「普通ですよ」ってことなのです。
こんな話を1年間続けて行く予定で、既に9回目が終わりました。
10回目は11月27日(土)13:30〜15:00です。
遠方の方でも、現在他塾に通っている方でも、家庭教師や通信添削、塾に行っていないという方でもOK。色々な方にご参加いただいています。是非! 外部でご参加いただいている方にはメール相談1往復も毎月無料で受け付けております。
次回は、11月と10月の内容が前後しましたが、「入試問題を分析する」です。どこの学校がどんな問題を出してくる… そんな「傾向と対策」は過去問集の冒頭ページに全部詳細が書かれています。そうではなく、お子さんが「取れる問題」「捨てる問題」を見極め、ここさえ取れば合格最低点に届くだろうという「合格作戦」の立て方について考えます。
12月は「具体的な受験作戦を練る」です。
ゆる中学受験では、「冬までに志望校を決めればいい」という呑気さでも大丈夫。ただし、お子さんの性格や入試問題の質などを考えて、受験校の組み合わせ・出願日程の作戦を練っていきます。その実戦的手法を実例を交えてお話していきます。
最終回、1月は「不測の事態の対処法」です。
どこまで行っても受験するのは子ども。小学生です。いい意味でも悪い意味でも、思ってもみないことが起こるものです。思わぬ不合格や直前の急な変更への対応のしかた、直前期特有の「爆発」なども事前にわかっていれば対処が出来ます。重要な仕上げの回です。
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