今年「不落守」でご縁を頂いた三島神社さん。私の氏神さまの小野照崎神社さんとともに、よくお参りします。
そこでふと気づいた「合格祈願」。
子どもたちもいい経験になるかな?と思って、合格祈願会を企画しました。団体でお参りすれば少しリーズナブル、かつ祝詞にも一人一人の名前を詠み込んでくださるということで、希望者を募ったところ、ちょうどいいくらいの人数(これ以上は入らない…)で実施ができました。
「正式参拝ってしたことありますか?」
「本殿に上がって祝詞をあげていただいたことはありますか?」
意外にも皆さんNO。
大変なことのように思うかもしれませんが、お願いすると、時間さえ合えば結構気軽にやっていただけるものです。個人の参拝なら15分程度、団体で皆でやったので30分くらい。でも、皆初めての経験で、緊張して神様の前に出てお参りしていました。
最後は宮司さんからいろいろお聞きして、何ともパワーのある白い竜の絵も見せていただいたりと、面白い1時間ちょっとでした。
宮司さんお世話になりました!
最近、日本の神様のシステムって面白いなぁ…と思います。
八百万の神がいる日本ですから、いろんな神様がいて、お祭りされている神様もいろいろいて、さらには人間まで神様になれる、何とも不思議なシステム。宗教と呼ぶにはかなり無理があって、スピリチュアルの世界に近いのと、ほとんど祖先崇拝というべきもの。探れば探るほど、日本の神様は全知全能ではなく、また神様なのに実に人間臭い。そこがかえって面白く興味深いところです。
願い事があると神社にお参りに行く人が多いのだけれど、心願かなってお礼を言いに行く人は珍しいといいます。お礼参りって言葉は聞いたことがあるはずなんですが、なかなかお礼を言いに行かず、またお願いごとに行ってしまうわけです。
でも神様はお礼参りに行くと非常によろこばれるそうで、その人は神様に愛されるとか。ご利益が一番あるのはコレなんだそう。実に人間臭いですよね(笑)
そういえば、結婚前に出雲大社に二人で出かけ、良縁結ばれますようにとお参りして結婚。10年目にお礼参りに出かけ、夫婦円満を感謝しに行きました。
その年からご縁が繋がりまくってTVやら出版やら取材やら何やら。スゴイ数でした。その御利益は今でも。お参りすべき神社には、呼ばれるかのように行くと言いますが、出雲大社は本当に呼ばれる気がします。
その他、自分をすべて守っていてくれるのが産土神社だとか、その土地の守護をする鎮守神社とか、日常的な細々としたお願いは氏神さまにお願いに行くとか、いろいろ担当分けがあって面白いものです。一神教ではまずあり得ないシステム。私、明治学院というミッションの高校出身なのですが、比較すると全然違って本当に面白いものです。
國學院大学なら神道科があるんだよな…
神職の資格がほしいな、なんて思ったりすることもある昨今。
いや、こんな邪念だらけの人間が神職など…
頭を下げてお参りするだけにしておきましょう(笑)
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