ある私立中学校に通う生徒が授業に来ました。
席に座るなり、バッグを開けて何やら書類を取り出しました。そして「塾長！」と私のところへ来て、これを差し出して来たのです。

え？

すごーーーー！
何と、国語が学年1位。
英語は学年2位。
しかも実力テストでです。

数学や理社が良くないと本人は言いますが、どうしてどうして。結構やるじゃん？くらいの成績。1位なんて、そうそう滅多に見るものではありませんから、褒めちぎりました。

しかもこの子、入学当初からぶっちぎりで成績が良かったわけではありません。徐々に徐々に成績を上げて、ついに今回１位を獲得したのです。スゴイ。というか、本人の努力がスゴイ！

さらに言えば、受験の時はむしろ勉強が苦手でした。塾の授業でも、嫌いな算数は時々固まってることがあるくらい（笑）

「◯◯先生の算数の授業の時は、固まってたもんな！」

というと、爆笑していましたが、今はそれもだいぶ解消されて、数学も頑張っているようです。

１位といえば、2年前の生徒で、国語が首都圏模試第１位という子が出てびっくりしたことがありましたが、たとえどんな集団であったとしても、１位になるというのは相当大変なことです。

褒めましょう。いや、マジで。こういう時はマジで褒めましょう。大喜びしましょう。それが大人です。私は純粋にすげーーー！と褒めちぎりました。

飛ばし過ぎてバテないようにだけ気をつけてね！

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