いやはや。英語が出来ない子が多いです。
もしかしたら喋れるのかもしれません。でも全然書けないし、全然言えないし、全然読めない！　こりゃ困った！と思いますが、先行して小学生のころから英語をやっている子はだいぶ出来るようになっていますので、このギャップが大きいですね。スゴイ差！

で、以前、中１になっても英語が全然出来るようならない子が続出したので、塾長怒り爆発！　小学校で習得すべき800語の英単語を「全部覚えろ！」という大会をやりましたところ、何とクリアした子が全て次の試験から90点近くの高得点！　ほれみたことか！と鼻高々になったことがありました。

中１ギャップの原因。
そのほとんどは、小学校で習得すべき英単語（ホントは700語）を全然覚えていないまま、やったことにされて中学英語が進んでいってしまうことが原因です！　ですから、英単語を覚えよう！というのが英語の成績を伸ばす最短ルートということになります。

覚えることが苦手な子は、ここでやり方をしっかり確定させてください。

まず、発音を先に覚える！　そして、正しく言えるようになったら、言いながら書く練習をする。そうすることで、綴りのパターンを自然に覚えて来るわけです。

発音なんてね、ぶっちゃけ多少下手でもOKです。
当たり前でしょ？　日本人は欧米型の発音にこだわり過ぎなのです。欧米人が喋る英語じゃないと、本当の英語じゃないとか言い出す変な人もいるわけです。

ぜーーんぜん違います。インド人の英語も、フィリピン人の英語も、東南アジアの英語も、中国の英語も韓国の英語も、全部英語です。独特の訛りがあります。オーストラリアなんて、全然違う発音してる単語すらあるじゃないですか。

でも、日本人は卑屈になりすぎなんです。彼らは、堂々と平気でコミュニケーションしてますよ。ブロークン、上等！　使えない方が問題。

ただ、絶対やってはいけないこと。
それは、「書きから覚える」

最悪なのは、お爺ちゃん・お婆ちゃんがやっていた頃の英語、20回書いて覚えるみたいなやり方です。あれは全然ダメ。そもそも言語は音声から発生したものですから、文字から先に学ぼうとしても上手く行きません。

ぶっちゃけ、私たちの頃の英語は、最悪と言ってもいいほどの「文字英語」でした。読みが90％、書きが10％程度。リスニングとかスピーキングなんてありませんでしたよ。それでも、何とか詰め込んで来たから何とかなっていますが、今の子はもっとスピーキングの訓練とかしているわけですよね。

とにかく必要なのは語彙力です。
言えるものは書けるようになりますが、書けるのに言えないという子もいて、数々の名作を生み出すことになります。語彙の王様になれるように頑張りましょう！

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