大学生講師たち。

就職活動が嫌すぎて病んでる人が数名。

「私、どんな仕事が向いてると思いますか？」

と聞かれるので、

「やりたいことは？」

と聞くと、無いと。

「そこだよな！」

って話をすると、深淵に落ちていく気がします（笑）でも、学生視点を変えなきゃいけない場面ですね。

よく、「仕事は生活をするための手段」「効率よく稼いで自分の時間を楽しむ」「一番評価の高い会社へ行く」なんて話を聞き、目にしますが、これって全部「自分軸」の話で、実に学生的。子ども発想なんですよね。

「お前の生活費のために雇ってくれる会社なんてねーんだよ」

と言うと、ハッと気づいてくれることが多いもの。そうなんですよね、会社も「こいつ雇うとメリットあるな」って思うから給料出して雇うわけで、「この子の生活費の面倒見てあげたいな」なんて思って雇う会社は地球上に存在しないのですよね。

でも、正直新卒なんて役に立たないわけで、せいぜい留守番程度。でも学ぶ力があって、仕事を覚えて将来ガンガン仕事してくれるだろうと思うから、会社は何の実績もない新卒を雇うのであって、故にその余裕のない中小零細は他社が金をかけて育てた人材を即戦力の中途採用で採ろうとするわけです。

いずれにせよ、「役立つ人間」「頑張ってくれる人間」だからお金出して雇う。雇う側のことを考えれば、就活時に自分が何を話し、どう考えていくべきか、何が「刺さる」かが分かるでしょう？と話して、「頑張れ！」と。

就活も立派な社会勉強です。

特に就活は特殊な機会。どこの会社も「どうぞ」と社内に招き入れてくれて、全部見せてくれる。こんなの人生の中でなかなか無い機会です。社会科見学のつもりでもいいから、真剣に就活しなさいと言ってます。

ま、就職しなくても死なないよ、という逃げ道も一応は言ってあげますけどね。

でも、結局ウチの大学生講師たちは最終的にはスゴイ企業に就職していきます。今年も新卒で私の給料を抜いている人が（笑）←塾長の給料いくらやねん！（笑）

【小さい塾なのでお急ぎください！　進学個別桜学舎／上野桜木教室＆入谷教室】