私は文芸学部マスコミュニケーション学科卒です。
若かりし頃はマスコミ志望でした。なぜか塾の先生になってしまいましたが（笑）
でも、マスコミにはちょっと想いが強くあります。

最近の報道を見ていると、どうでもいい不倫とか騒いで金儲けしてる汚い大人をどう叩き潰せるかがカギだろうなと思います。週刊誌のゴシップ報道に至っては、余程の公益性が無い限り非合法活動にした方がいいと思うくらいです。

この際だからハッキリ言いましょう。

不倫は良く無いでしょうが、個人的問題であり、犯罪ですらありません。 ですので、いくら公人とはいえ、個人的な問題を暴き晒して金儲けのネタにする、あわよくば政治的転覆すら狙ったり、人の人生をぶち壊すこと自体が目的だったりする昨今のゴシップは犯罪に近いと思います。よくプライバシーの侵害に当たらないものだと感心します。でも、明らかに公益性のない単なる不倫みたいなものは、明らかにすることが「正義」とは全くなりません。当人が暴き立てられたくない事実を可視化されるのは、完全に犯罪です。

そもそもプライバシーの侵害が公人というだけで認められないのがおかしいわけで、公益性のないプライバシー侵害は人権侵害事案にすべきですね。大事なことなので繰り返しますが、不倫を暴くことに1ミリも公益性はありません。こんなもんが子どもに見せられてるのだから、教育にいいわけもないのです。マスコミ志望者も激減しているのは当たり前なのですが、業界人は全く気づいていないのが怖いところです。。

今年も私の元に多数の取材依頼が来ます。
今までいくつも取材依頼やオファーを頂いた中で、私が唯一取材協力を断ったのは、某日刊紙でした。明らかに私を毒舌家に仕立て上げて閲覧数を上げようとしてたし、読んでもらわないと商売にならないと言い放ったからです。嘘でもでっちあげでも、刺激的に書いて読ませたら勝ち、金が入ったら勝ち。それが分かったからお断りしたのです。

以来、私はメディアは選ぶことにしました。
すると幸いなことに、そんな「ゴミ」からは取材が来なくなりました。結論としてはですね、私はやっぱり「汚ねえ大人」になれないんですよ。それで貧乏でもいいし、出世なんて要らないんです。金のために嘘ついたり、大事な人や世間を裏切るなんてことは出来ないわけです。

ゴシップとか、もううんざり。そういうの、もういいから。関係ないし。 仕事してくれ。 そして、汚ねえ連中はみんな牢屋にでもぶっ込んでくれ。 ホントに嫌だ、最近のこの国。 正義はどこ行っちゃったんだよ。

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