「首都圏模試で偏差値50なんてクソだってクラスメイトから言われた」

と訴えてきた子がいました。

今年もこの季節か！（笑）

毎年ある、大手塾中学受験生の他者攻撃。
ちょっと毒を吐くと、AとBとCがほとんどで、Dはほぼ聞きません。（一応ブログはこうしておきます！Xには分かるように書いちゃったけど…）

A塾の子はAに行ってるからオレは偉いんだ系のことを言い出します。
Bの子は偏差値が低い子を馬鹿にしてくる傾向。あんなバカ学校受けるのかとか、お前の行ってる塾はバカ塾だとか、まぁよく言うね（笑）
Cの子はよく分からん傾向です。

「そいつ、その塾で見下されてっから、自分が攻撃力出来るやつ探してるだけ」

って言ってやると、なるほど！と生徒。可哀想なヤツなんだから放置しとけと。

ってか、頭いいなら、他人を馬鹿にするような言動をしちゃいけないんだってことくらい分かるだろ？　勉強出来てもバカはバカ。

教育は「知育」「徳育」「体育」３つのバランスが大事なのに、受験厨の親子は知育だけしか見てないから徳育の極端に低レベルな子を時々見かけます。 勉強が出来るやつは勉強が出来るだけで、人より偉くも何ともないでしょう？

今、国民の敵として一躍時の人となられた政治家を見ても、やっぱりあの時代の学歴社会は歪んでいたことがよくわかりますし、東大出で官僚・政治家って結構威張ってて人を見下してるのも分かります。勉強出来ても、決して頭がいいわけではないんだなって、ホント、よく分かります。あの「国民の敵」を作ってしまった昭和の受験観を踏襲してはなりません。

私はこういう徳育レベルの低い「受験厨」「学歴厨」が大嫌い。

理由は簡単。
勉強出来るくせにアタマワルイから。

そういう人間とは関わりたくないし、こっち見んな！って思うのです。 ゆえに中学受験のコースも「ゆる中学受験」という一つの「色」を打ち出しました。

中学受験だって教育の一部になるのです。
歪ませたら国民の敵が生まれますよ。

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