某塾さん。
社員の不祥事でかなりのダメージをくらってる中学受験大手ですが、報道を見れば見るほど恐ろしい。 ウチレベルだと即死案件ですよ、あんなの。
あくまで「会社」としては、本当にお見舞い申し上げます。
正直なところ、講師の属性というのは採用の段階では全く見抜けません。個人的嗜好は面接でも聞けませんしね。聞くこともないでしょうし。聞いちゃいけないらしいですから。そもそも「どんな本を読んでいますか?」という質問すら、採用面接では禁止ですからね。個人的嗜好の詮索に当たるとかで。人間を機械のように、ただ仕事できるかできないかのマシンとして選ばないといけないわけですから、大変です。ですから、あんな講師なんて採用時点で見抜けない自信が175%あります。ウチでこんなことになったら一体どーしたらいいのか、ホントに途方に暮れます。
だから、ウチなんかのレベルで外部からの講師を増やすことは非常に怖いわけです。ところが、一部のFC塾などは、アルバイト情報で集まった講師の集合体だったりするので、さぞかし今は肝を冷やしているでしょうね。
内部から育つ講師はその点では多少安心。人となりがわかっているし、多少「塾に迷惑はかけられない」という思いも持ってくれているので、安心して使っています。でも、残念ながらそれだけでは塾の規模は大きくならない。ならないから、子ども達に「してあげられること」が少ない。これ、ジレンマですよねぇ…
ただ、某塾さん。
会社としては、本当にお気の毒でならないです。もちろん社会的責任があるとか、使用者責任があるということは仕方のないことだとはいえ、としても、何とも……ね。
もちろん、被害に遭われた方はもっとお気の毒。
ゾッとしたでしょうし、トラウマになっちゃう話ですよ、こんなの。
当然そんなもの許せるわけもなく、何を考えているんだ?と、同じ業界で生きている(同じとも思ってないけど(笑))人間としては、憤りを超えた感情がありますけど、それにしても最近、塾に限らず学校でも、この手の事件が多くないですかね? みんなどうしちゃったの? やっぱり3年ものステイホームでおかしなことになっちゃた人がいるってことなんでしょうかね? よく分からんけど。
私たちなんて末端の末端ですけど、そんなことが起きないよう気をつけねば、と改めて思う今日この頃。まぁ、私なんて小学生女子生徒にベタベタくっつかれて、「やめろー!セクハラとか言われるから、やめてくれー!」と嘆くくらいなので、ありがたい環境なんでしょうね(笑)
でも、若い講師にはちょっと再度気を引き締めるように言いましょう。ええ。
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