「中学受験をさせたい人」的に扱われるのが最近嫌で、高校受験との比較を割と実感持って話すことが多いのですが、それでも「東京23区内限定」「ある程度所得がある方限定」「子育てに迷いがある方限定」で言えば、やっぱり中学受験に傾くことが多い気がします。

理論上、どういう勉強をした方がいいとか、このタイミングでこう勉強させた方がいいとか、いろいろご意見があり、そういう書籍も多数出ていますが、全ての本や記事において、決定的に抜けている視点があります。だから理論上そうなることでも、「こんなはずじゃなかった！」という結果になります。

その決定的に抜けている点とは、「子どもは言うことを聞かない」ということ（笑）

特に中学生・高校生の思春期・反抗期の子は、原因が何もなくてもかなり拗らせるケースがあります。その視点を無視していると、とんでもないことになります。私は現場で数々コレを見ているので、これも正直に話します。

高校入試が内申点でほぼほぼ決まってしまう点、学校の評定を決めるシステムがかなりトリッキーである点（観点別評価が全部Aでもオール４があり得る）、最終的に持ち点がわからない状態で私立高校選びをするという点も、小学校低学年の保護者にもお話しします。

公立中出身の私としては、「いろんな子がいる環境」＝「The世の中」、という学校で生きることこそ人生上の本当の力になるというのが公立の一番良いところだと思っています。ただ、もう少し良いところ、説得力のある良さを考えてみようと思います。

これほどみんな中学受験に傾くとは思わなかったのでね……

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