「青春18きっぷ」というのをご存知ですか?
別に、18じゃなくても買えますし、大人の利用者もかなり多いのですが、春・夏・冬の休みに限定発売されるJRの乗車券です。
ルールは、日本全国のJR、各駅停車と快速は乗り降り自由のフリー切符です。グリーン車も、グリーン券を買えば乗れるようになりました。有効期間は5日(5回にわ分けてもよいし、5名でも1日利用も可)、11500円。1日2300円以上乗ればモトが取れます。
ただし、特急・急行・新幹線を使うときは、その区間の乗車券も買わねばなりません。言うなれば、貧乏学生向けのチケットです。
ところが、これが最近は定年を過ぎた方の利用が多いとか。定年後の皆さんは、時間はありますからね。ノンビリ旅をすればいいようです。
今夏、私もほぼ20年ぶりに青春18きっぷを買いました。1回は近郊を、2~3回目は妻と富山へ行く途中に利用。あと2回分が残っていました。
朝早く、「行ってきます」という言葉を残し、浅草駅へ向かいました。
東武特急→AIZUマウントエクスプレスを乗り継いで、昼前には会津若松へ。
ここから、1日に3本しかないという「超」ローカル線、JR只見線に乗る、これが今回のメインです。只見川に沿って、ひたすら山の中を走る山岳秘境路線。
「なぜこんなところに駅を?」と思われる、近年ブームの「秘境駅」も、只見線にはいくつもあります。冬期は国道が豪雪のために閉鎖され、唯一の交通機関になるため廃止を免れている只見線ですが、さすがに1日3本の列車ですから乗客は集中。途中駅までは通勤電車なみの混雑でした。
それにしても、約5時間の乗車。
久々の各駅停車の旅。
飽きるかと思いきや、意外に「あっという間」でした。いやぁ、ノンビリ列車に揺られるというのも、これまた楽しいものです。
今夏、当教室のスタッフもこのきっぷで旅に出たのが2人います。可愛い子には旅をさせよといいますが、是非、フットワーク軽く旅に出て欲しいと思います。
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