タイプの問題。

人間には2種類の人がいるんだと最近気づきました。
まぁ、単純に2種類に分類できるわけじゃありませんが、まぁ、こういう分け方も出来るということですね。

一つ目は、目標を決めたら一目散に突っ走るタイプ。

こういう人は、馬力はあります。
そして目標や言っていること、やっていることがブレません。
そしてパワフルに見えます。

しかし弱点もあって、周りが見えなかったり、トラブルに弱かったり、その時々の修正と融通がきかないことが多くあります。つまり、臨機応変に対応できず、アドリブに弱い。

もう一つは、 一つひとつ積み上げて、手の届くところまで来てようやく瞬発力を発揮するタイプ。

こういうタイプは、着実に、本当に着実進みます。もしかしたら「全然進歩がない!」と思われるかもしれないけれど、実は着実に進んでいるのです。
そして、微調整とバランス感覚に優れています。少しずつ修正しながら進んで行くことが出来るのです。
ということから、「ある程度の結果」を得られることが多くあります。

しかし、こちらも欠点があって、所期の目的を果たせない可能性が非常に高いのです。目標を微調整によって変えていきますから。周囲からは「ノンビリ」「グズ」に見えるでしょう。だらしなく見えたり、優柔不断に見えたり… 見えているだけなんですけどね(笑)
そして馬力がないのです。

これらは タイプの違いなので、どちらが良いとも言えません。融通の利かない目標一直線の人は、確かに所期の目標にたどり着く可能性は高いのですが、犠牲も多いように感じます。つまりイチかバチかになることもありますね。

微調整型は臨機応変に対応出来、バランス感覚に優れていますが、逆に目的を完全に達成することが少ないように思います。そこそこにはなるのですが、中途半端に終わる可能性もあります。

どちらが良いかは分かりません。
しかし、子どもたちの性格や行動を見ていると、どちらがダメという判断の仕方ではなく、「タイプの違い」と理解してあげることで、大人がかなりスッキリすることが結構あります。わが子を嘆くのではなく、わが子のタイプを理解してあげて、やりやすい形で力を伸ばしてあげれば、いい結果が着いてくるように思います。

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