講師不足!?

予期せぬ入会があったり、9月に入って入塾問い合わせが立て続けにあったりして、実は新学期に入ってから数名生徒が増えました。これから更にチラシが入ったり何だりがあるので、まだまだ生徒増加の可能性あります。

お陰様で今年は1997年の開校以来の最高生徒数を上回る数の生徒をお預かりしており、本当に皆様に感謝すると共に、不備や不足が無いかと常にビクビクしている(笑)状況です。本当に気が抜けません。

さて、生徒が増えれば当然先生も増やさなければならないのが個別指導塾の宿命。クラス人数を増やすだけで済む塾は楽ですが、個別ではそうもいきません。そこで、優秀な講師集めに力を注がねばならないのですが、どうも最近の大学生は「塾講師」に魅力を感じていないらしく、なかなか人材を集めることに苦労しています。

「毎週必ず授業がある」「休みがとりづらい」「責任がある」「面倒くさい」というのが主なる理由らしいのですが、それでは「仕事」とはなかなか言えないものですし、社会人になるための「経験」「学習」という意味では実に困った人達です。また、正直なところ私達も業界経験は長いので、「見る目」は厳しいと思います。ですから、現在の桜学舎の講師は、他の個別指導塾では到底なしえないようなスタッフを取り揃えていると言っても過言ではありません。

ただ、私達も人材募集をするのが本業ではありませんから、こればかりに力を注ぐわけには行きませんし、かといって講師不足ではこれ以上の生徒受け入れも困難になってきます。そこで、募集専門の会社と打ち合わせをし、本格的に優秀な講師集めをスタートさせました。

もちろん、桜学舎の条件に合わないような講師を採用するつもりもありませんし、人物や実力をしっかり見極めたうえで、優秀な講師を厳選していくつもりです。採用後も当然研修を重ねていきます。

一つだけ私には曲げられないポリシーがあります。それは、

「人材にお金をかけられない会社は潰れる」

ということです。結局会社でも塾でも何でも、仕事は「人間」がやるものです。システムや道具がやるものではありません。最終的には「優秀な人間」が残るのです。「優秀」とは、頭がいいとか、業績を上げられるとか、仕事ができるという意味だけではありません。

「人物」、つまりパーソナリティが総合的に優秀であるか? 人物的に信頼でき、尊敬できるかという点です。勉強が出来ても、「嫌な奴」では仕方ありません。広い意味で「良い人」にきちんと「お金をかける」ことが出来ることが大切なのだと思います。

どんな新人講師が入るかはお楽しみに。
実際、現在の時間割でかなりキツキツになってきており、これ以上生徒が増加したり、時間数を増やしたりすると、先生が本当に足りません。まぁ、私が授業を受け持てばいいのですが、それじゃ生徒対応の時間が減ることにもなります。

生徒を育てていくのと同時に、私達は講師も育てて行かねばならないのだと、今年はしみじみと実感しています。

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