叱る

今日、ある生徒をみっちり叱りました。
こってりと絞り上げました。

何故なのか。

答えは簡単です。
「やるべきことをやらないから」
です。

私たちは、勉強が出来なかったり、理解できなかったり、とにかく「出来ない」ということには叱ることも怒ることもありません。出来ないことを叱ったところで、出来るようにはならないからです。教職にある人は時々、「何故出来ない!」と叱ったりします。何故って言われても、ねぇ?(笑) だから出来ないことを叱ったり怒ったりすることは「理不尽」です。

しかし、「やらない」ことは大罪です。ですから叱ります。努力もしないことは「ふざけてる」「喧嘩売ってる」としかとらえられないので、完全に「やったろか?」モードに入ります。

この子に指示したのは、「定期テストが終わったら、自分の答案と問題用紙を持ってきてください」ということでした。これは昨年の今頃に指示をしています。毎回そうするのだとも繰りかえし言い続けてきました。そして、先週、「忘れた…」 しまいには「なくした」 来週持ってきますと言って、今日、「オヤジが持ってる…」などと言い訳。現物を持ってこないため、定期テストの点数も水増し申告(バレました!) もう私の堪忍袋の緒が切れました。

こってり…
絞り上げるほど叱りました。一体何年経てば問題を持って来れるのだ?と。

お客様なら、ご機嫌を損ねぬよう放置してお金を頂くのでしょうが、私はどうもそう出来ません。こんなことじゃまずいな…と思いました。

ふつう塾ってどうなんでしょう?
叱るんですか?
私の知っている準大手塾は、マニュアルに「叱るな」というのがあるそうですから、とにかく叱りません。「叱るとやめるから…」という理由もあるそうです。子どもにコビを売っても子どもは成長しませんよね?

ウチは叱ります。
泣かします。
理不尽な理由はありません。
自分が悪いことがしっかり分かるように叱ります。

だからこそ、子どもに本気で向き合っているのです。

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