上野という町

 上野は東京の中でも不思議な街です。独特の雰囲気というか、人が違いますね。新宿、池袋、渋谷などとは行き交う人の表情や雰囲気、服装が全く違います。若干地方色が強いというか…(笑) 要はちょっと田舎くさい(笑) もしかすると、雰囲気は関西っぽいのかも知れません。アメ横などの雰囲気も含めて。

 ですが、最近、上野の便利さに気づいてきました。

 何より上野松坂屋は実は大変よろしい。大規模に何でも揃うわけではないのですが、必要なもの、かつ必要なクオリティのものが揃います。一応ブランド的にも立派ですしね。贈り物などをしても、松坂屋からであれば一応、ね。

 安いもの、怪しいモノはアメ横へ。かなり笑えます。「それ、全然大トロじゃないでしょ!?」というものも、年末には「大トロ」といって売ってたりしますから、はやり怪しい雰囲気。でも、そこが面白いというか、醍醐味なんでしょうね。

 ヨドバシカメラもあるので、家電製品は不自由なく揃います。
 ABABにはダイソーもぴあもあるので、私に必要な道具は揃います。
広小路なら大人が飲む店も、安い飲み屋もあるし、そこそこ食える鰻屋も。大人の利用できる店がちゃんとあるのが嬉しいですね。最近の新宿、渋谷、池袋はとにかく落ち着かないです。あの、紙コップでコーヒーを出す店がどうしても私は馴染めません。カップで飲ませろ!と思います(笑)

 多慶屋や吉池は面白いし、ドンキもある。
 よく考えれば、雑多な面白い町です。しかも、昔のスーパーやデパートの雰囲気が残っていて懐かしい…

 書店だけが足りないですね。
 本だけは御茶ノ水に出ないと用が足りません。上野に大型書店が出来れば、文句がありません。

 交通は、広小路が実に便利であることに最近気付いています。バスで松坂屋前まで行くと、目の前が広小路駅。銀座線に乗ると、三越前、日本橋、銀座、新橋、表参道、渋谷に出られますし、大江戸線を使うと、飯田橋、新宿や両国、門前仲町、月島、汐留なんかに出られちゃったりします。

 上野広小路は、ほとんど湯島で、ほとんど御徒町だということも分かってきたのが大きいかな。東京は狭いです。

 でも、いまだに上野や御徒町をウロウロしている自分が妙に思ったりします。なぜこんなところに日常的にいるんだろうかと不思議に思います。上野なんて、父母に動物園や博物館に連れてきてもらったくらいしか記憶に無いですからね。それが地元だなんて…

 「先生、千葉に住んでるんでしょ?」
 と、いまだに生徒に聞かれます。
 「だから、住んでるのは文京区です!」
 本籍地だって、文京区なんだっつーの。
 バリバリの、シティ・ボーイだぜ。

 ボーイじゃないけど(笑)

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