言語学では、話し手が多くいる言語を「大言語」、少ない言語を「小言語」と言うのだそうです。
実は日本語、日本でしか話されていないからマイナーな言語だと思われていますが、この部類でいえば「大言語」に属するのだとか。自分の第一言語として日本語を話す人の数は、全言語のうち9位であるのだそうです。
1位 中国語
2位 スペイン語
3位 英語
4位 アラビア語
5位 ヒンディー語
6位 ベンガル語
7位 ポルトガル語
8位 ロシア語
9位 日本語
話し手の数でみる限り、日本語は世界の言語の中でかなり上位にあると言えます。ドイツ語やフランス語よりも多いのですから不思議ですが、その実感がないのはなぜなのでしょう。
やはり日本だけではなされている言語であることが大きいでしょうね。公用語としては認められていないのですから。しかし、話し手がこれほど多いのに、ある意味「マイナー」なドイツ語やフランス語を一生懸命勉強しているのですからおかしなものです。
是非、世界に日本語を広めてほしいものです。
ただ日本語は難しいですからね…
やはりシンプルな言語の方が公用語になりますよね。
しかし、最近日本語を学ぼうとする外国人の数が増えてきているそうです。国際交流基金の調べでは、1979に海外で日本語を学ぶ人は12万7千人だったのが、2006年には298万人になり、27年間で一度も減少したことがないのだそうです。
「日本語という外国語」(荒川洋平/講談社/777円)に詳しいようですから、一度読んでみようと思います。
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