ある模擬試験会社の高校入試説明会に出てきました。私たちも模擬試験会社が分析する偏差値や進路動向、今年の志望傾向などを把握したうえで、自塾の生徒の指導に役立てていきますから、実はここがかなり重要な説明会です。
今年は小学校教科書が改訂され、大きく「勉強する」という方へカリキュラムが転換されました。従来のゆとり路線は完全に終結し、これからは「勉強も充実」という方向へ流れていきます。
その分、勉強しない子や出来ない子、部活三昧の子はかなりリスキーな受験を強いられるということにもなります。具体的に言えば、内申点の低い子でも受け入れてくれる私立高校が大幅に減ったということなのです。あくまで台東区近隣の学校という限定ですが、今や通知表に「2」があっても推薦で受け入れてくれるのは、2校のみ。2は基本的に「ダメ」だということになります。
というのは、今まで職業科があったために、都立の工業や商業を第一志望にしても、併願で受けられる学校がありました。
しかし、今年、関東第一高校が職業科を廃止、安田学園高校も職業科を廃止。特進コースなどの設置で、上位大学へ入れることを目標に学校運営がなされるようになりました。安田学園のS特進など、日比谷高校の問題形式を真似るので、日比谷の自校作成問題の演習として受験してくれてもいいということでした。
また、都立においても、推薦試験に作文・小論文を導入する学校が23も増加。単純に内申書と面接だけで合格者をきめるというものから、徐々に異なる価値基準を求めるようになってきたのでしょうね。
また、後日別の模試会社の説明会がありますので、傾向は探れると思います。これをもとに、面談もスタートします。よろしくお願いします!
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高校入試
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