クレーム

 先日打ち上げがあった居酒屋に妻の忘れ物を取りに行ってきました。

 詳細は省略(笑)
 しかし、あまりの対応の悪さに、本社にクレームを入れた後に出かけました。

 出てきた店長は平謝り。とにかく、昨日の電話とは態度が違う。面倒くさそ
うな感じから一転、平謝り。無事失くしものも出てきました。店長の確認ミスなんだとか。納得は行かないけれど、詫びを入れる態度に、一応許して差し上げようと思いました。

 … でも、こっちも体力消耗するんです、文句言うのって。

 ということは、ウチにクレーム言うのも、本当に大変なんだろうと思います。言いたいことがあっても、躊躇したり気を遣ったりするご家庭が多いんだろうな…と思いました。
 ましてや、通ってる子供が嫌な思いをしないか、空気
が悪くならないか、先生のご機嫌が悪くならないかという気遣いを相当されているのでしょう。
 何人かの方にはよく頂き物をするのですが、そう
いう気遣いをして頂いているのだということを、クレームを言うという、逆の立場になって改めて気づいた気がします。

 クレームを言っていただけるお客様は、本当にありがたいお客様。
 普通なら、「もう行かない」「やめる」ですからね。我々は不遜になってはいけないんでしょう。きっと。
 ですから、本社からも詫びのメールが来ていましたし、店長も泣きそうな顔で謝っていたし、一応、「詫びが入れば手打ち」ということにします。私は常にそうしてきました。それ以上はしない。わかってもらえればそれでいい。やり過ぎないことも大切、そして許すことも大切ですよね。

 本社のメールにもありました。
 「数ある飲食店の中から当店をお選びいただいたにもかかわらず…
 本当にそうなんですよね。飲食など、「待ち」の商売だから本当に大変だと思います。だからこそ、お客さんを大切にすべきだと思います。売り上げにならない仕事だ…なんて思ってはいけないんですよ。「親切」なことが、何より店の評判を上げ、再来店を促し、企業イメージも上がる。そのキーを握っているのは、現場でお客様に接するスタッフなのです。もちろん、私も他山の石とせねばなりません。

 しかし、疲れた…(笑) しっかりしてくれよ、店長(笑)
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