図書館

友人がFacebookで、子供を連れて図書館に行ったという記事を上げていました。彼は、

「調べ物は、調べてあげず、ネットを使わせず、図書館へ連れて行く。自分でやってもらいます」
と言っていました。

お。
なかなかやるなぁ…と思いました。

正直、結婚なんてしていないと思っていた彼。
まさか2人の子持ちだとも当然思っていなかった!(笑)
しっかりパパをしているし、しかもなかなか立派な教育をしているのでビックリした、というのが正直な印象でしたが、こういう親はいい親だなぁと、自分の友人を褒めるのもなんですが、感心しました。

彼の言葉はいちいちもっともで、

「モノを調べる行為は、実は手順を教えてもらわないと時間と体力を浪費する行為なので、これくらいは親が教えるべきことかと」

「ネットで調べたものは『このサイトを見れば答えが分かる』というインデックスだけが残る。つまり『無理して覚えなくていいや』となる」

などというもの。
これ、本当に私が言いたいことをズバっと言ってくれているようで、「そうだよ、その通りだよ!」と頷いてしまいました。実は何でもネットで調べられる時代は、便利なようで、実は勉強には以外にも「負」の環境なのかもしれないなぁ…と思いました。

「宿題代行業」なんてものまである時代です。
「公立学校の教育の劣化が激しい」という嘆きを怒り交じりに語る教育コンサルタントの先生も多いものです。

確かにそうなんだけれど、その前に親が出来る事をきちんとやるというのも重要なことかもしれませんね。

生徒も同じです。
予習も復習もせずに塾にだけ来るという子は結構多いものです。これって、塾を「活用」しているのではなく、ただ通っているだけに近いものです。

自分でできることは自分でやって、なおかつそれ以上のことを塾で習いたい… そんな意識を持ってほしいですね。

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