メガネ、重要です。

目が悪いのに、かっこ悪いからといって眼鏡をかけないで過ごしてきた高校時代。
よく考えたら、アホだなぁ…と思うのですが、若い頃って結構そんなもんなんですよね。
コンタクトレンズも考えましたが、どうしても目の中に何かを入れるのが怖くて、いまだに入れたことが一度もありません。ですから、眼鏡をかけずに高校時代を過ごしてしまいました。

目が悪い人って、黒板の字を見逃すんですね。見えない文字も、「見えないからいいや…」となると、情報量が一気に減るのです。みんなが10の知識を得ている授業で、3くらいしか得ていない状態が1日6限… そりゃ勉強できない子になるはずです(笑)

当然と言えば当然のように、大学は全部不合格になり、見事に代々木駅へ毎日通う日々に突入しました。まぁ私たちの時代は「現役偶然・一浪当然・二浪必然・三浪愕然・四浪唖然」とか言われた時代ですから、1年程度の浪人生活は誰もがやっていたことですので別に悲壮感も何もありませんでしたが、ひとつ現役時代と浪人時代が異なったのは、「眼鏡をかけたこと」でした。

当時の予備校は大規模教室。私が属していたLEというクラスは、525名教室。すごいですよね、今考えると。真ん中より後ろの席など、オペラグラスで黒板を見る始末です。そんな中で目が悪いなんて言っていたら何もわかないことになりますので、眼鏡を作って授業に臨みました。

すると、視野が開け、周辺視野が広く取れるので、情報収集能力が一気に上がるじゃないですか。もちろんそれだけが原因ではないにせよ、5月の模試では偏差値が一気に15も上がりました。見えているって、結構重要なことで、成績が上がらない原因のひとつは「見えない」ということもあるのです。

今夏、実は目が悪いってことがわかった子が何人もいました。中には、テキストや教科書に書いてある字が読めない、よく見えないということが原因で学力が上がらないという子もいました。簡単だと思われる作業がなかなかできないので、おかしいなぁ…と思っていたら、物理的に字が見えないのですね…それでは勉強ができるようになるわけはありません。

視力0.7が運転免許の基本視力です。確かこれを切ると眼鏡などが必要になるんですよね、免許では。同じことで、勉強でも視力を確認しておくことは結構重要なことです。眼科医ではないので、あまり正確なことは言えませんが、私の経験上、またいろいろ教わった経験上、眼鏡を日常的にかけたりはずしたりするのがかえって目を悪くするのだそうです。私も、最初はかけたりはずしたりをしていましたが、きちんと眼鏡に慣れてかけっぱなしにしてから変わった気がします。

眼鏡、重要です。もちろんコンタクトでもいいんですが、お子さんの視力については、結構気にしてあげたほうがいいのではないかと思います。

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