塾・予備校に期待しすぎは禁物

塾・予備校に頼りすぎる生徒っているものです。
塾で勉強しているから大丈夫…
まぁ、そう思って頑張ってくれるのならば構わないのですが、塾に通っていれば成績が上がるんだろう、行っておけば何とかなるんだろう… そう思って通っていると、結果など出るわけもなく、私が生徒に言う言い方をそのまま書けば、「100万年やっても出来るようにならない」ってなもんです。

原則、塾や予備校は学校での学習がある程度やっているけれども、追いつかなかったり、理解不足があるからいく場所であって、ぶっちゃけ「一から教えてもらう場所」ではありません。週1回の授業でことが済むのであれば、学校など要らないじゃないですか。月間4回の学習で成績が上がるのならば、みんな塾へ行きます。足りないところ、わからないところを教えてもらったり、わかっているんだけど練習量が足りない子がトレーニングを積む場所であって、だから成績が上がるんだということをそもそも理解していないと、全く成績が上がらないなどということになります。

以前もどこかで書いたと思いますが、塾は「病院」と同じ。
授業は「診察」です。
診察だけ週1回受けていれば病気が治るなんて、ありえない話ですよね?
それで病気が治らないと、「医者が悪い」なんて言われたら叱られますよ。
医者の生活指導に従って、薬も飲み、節制してこそ病気も治るというものです。自助努力がきちんとできないと「入院」して管理されるしかなくなるわけです。 

宿題は「薬」
自学や予習・復習は「生活指導」
ただ通っているだけで成績が上がる魔法なんて地球上に存在しませんし、もし存在すると言い張る人がいれば、 それは相当なペテンです。なにせ自分努力しないで成績が上がるというのは、自分の能力にはなってないわけで、仮に上がるとしてもそれは血にも肉にもならない「無駄」です。

ぐっと成績を上げてきている子も多くいます。
が、「何で自分は成績が上がらないんだろう?」と思う子もいるでしょう? そりゃ上がりませんよ…って言われる要因を持ってませんか? 宿題に「ちゃんと」取り組んでますか? 自分の頭で考えていますか? わからないことをスルーしてませんか? 

全部全部、何から何までお膳立てしてあげることが「正しい」とは、桜学舎では決して思っていません。「成績を上げてあげる」とは思っていません。成績を上げるために、勉強がわかるようになるために、何をどう「やらせてあげようか」と考えているのです。やるのは、生徒自身です。そうでなければならないのです。

全部サービスしてくれる塾が良いなら、桜学舎は向きません。
身につけることが重要。自分でやることが重要です。
次の定期テストも頑張りましょう! 

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