都立校長・副校長との研修会

私が副理事長を務める「東京私塾協同組合」の企画研修で、今年も都立高校の校長先生・副校長先生との研修会が行われました。今回は場所が吉祥寺だったのでちょっと遠方でしたが、行ってまいりました。そりゃ、主催ですから、行かなきゃ話になりませんものね(笑)

少々出欠の出足が悪かったので、参加者数が心配でしたが、それでも当日は30~40名のご出席があり、盛会。なかなかお互いに情報の少ない「塾」「都立高校」というところをつなぐ会としては、とても貴重です。当日は、新教育研究協会(Wもぎ)の方からの分析をもとに、様々な角度から都立高校を考える会となりました。都立の先生方は熱心にメモを取られているのが印象的。我々からすると日常的に触れている模試の分析データも、なかなか都立の先生はご覧にならないのかな?とも感じましたし、新鮮だったようです。

その後の懇親会でも、近隣の都立高校の校長先生にお会いできて、私は貴重な名刺交換ができたのが収穫でした。ただ、やはり地域があるので、今後発展させていくには、地域ごとのまとまりを考えていく必要があるのかなぁとも思います。

また、こちらが言いたいことも少し言えたので、それは良かったのではないかと思っています。

正直、以前は都立高校を若干敬遠していたところもありました。面倒見の面やあまりに自由すぎる点、出口進路の面から、私立のほうが熱心だとオススメしたケースもありました。しかし、最近の「特進」「S特進」「アドバンス」などの類型化された私立高校に、やはり違和感とギャップを感じるようになったのも事実。果たして学校の中にそんなヒエラルキーを誘発していいのか、また進学ありきの指導でいいのかなぁという感も持たざるをえないケースも出てきました。

そんな中、都立高校の説明会や先生方とのお話の中で出てくるのは、とにかく生徒の楽しい学校生活なんですね。「こんな部活がある」「こんな風に楽しい学校生活になる」そういう説明をしてくださるので、私は最近少し都立高校を見直しています(不遜な言い方で申し訳有りませんが、都立もいいなぁと感じているということでお赦しください!) 都立もまた、いいですよ。

要は、本当に自分に合っている学校かをよく見て、いいところばかりではなく、そうではないところもよく吟味して学校選びをして欲しいと思っています。そのためには都立の情報もたくさんいただけることが重要ですから、日曜日もこのようなところへ出ていく意味があるわけです。

ぶっちゃけ、夏期講習まで、日曜日はお休みがありません。もうこの先無いんです。
来週は模試と同時実施の理事会があり、再来週は支部会。次は夏期講習ミーティングです。
さぁ、怒涛の夏休みです。
体調崩さずに頑張ります!
夏の長期休みだけを楽しみにして、がんばります!(笑) 

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