「教えてくれなかった」は子どもの主張

00え!?

ってなりました。知ってました?
来月から郵便はがきが62円になるんですね。いやぁ、知らなかったなぁ。でも、もうこうして広報されているのだから、皆さん周知の事実なんでしょうね。

これだけの情報の波の中で、私にこれが漏れているとは… お恥ずかしい。
でも、「なんで教えてくれなかったんだ」ってのはお門違いというか、現代においては全く通用しないのでしょうね。

「知らないお前が悪い」というのは大人社会の常識でしょう。
私たちも随分とこれで悔しい思いをして来ました。実はお上が実施している助成の制度や補助の類はみんなこれです。「知らないあなたが悪い」と言われたらグウの音も出ません。たまには「グウ」って言っていやりたくなるくらい(笑)

あれも申請すれば助成金が出る、これも相談窓口がある、これは実は控除される、そんなのばっかりです。「何で教えてくんないんだよ!」「言ってよぉ!」って言いたくなるのですけど、そりゃ向こうからすれば、「何であなたの事情を一つ一つ勘案して、情報を教えて差し上げなきゃいけないの?」って言われちゃいますよね。

とかく現代は「サービス」の世界。つまり、「教えてくれる」「やってくれる」のが当たり前になって来ています。有料サービスなら仕方ありませんけど、ともすると無料のサービスに対して「質が悪い」「サービスがなってない」とか言い出す始末。いやいや、無料なんだからさぁ…とは思いますけど、逆に言えば無料で質の高いサービスが多くなって来たって証拠でもあるんでしょうね。

ただ、「教えてくれなかった」というのは「子どもの主張」なのだと思います。
子供って不思議なもので、「まだ学校でやってない!」というのがその単元の勉強をしない免罪符のようになることが多いのです。学校でやってないなら、今教えるから覚えてよ!って思うのですが、なぜか学校でやっていないものは出来ない、みたいな考え方をする子が結構な割合でいます。

何事も「教えてくれるのが当たり前」って思ってはいけないし、「何で教えてくれないんですか?」ってのも筋違いな場面が結構あるんです。それなりに周知もされているし、それなりに情報も流れている。知らないあんたが悪いのよって言われちゃいますから、常日頃多くの情報に触れ、情報収集出来てないといけないのでしょうね。

ハガキ62円。
来月からは10円足して出さなきゃ。 

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