島根県に来ています。遊びじゃないです、仕事です(笑)
現在、島根県では県立高校が「しまね留学」という事業を進めており、県外から島根県立高校への進学することを推進しています。組合塾の塾長先生がこれを東京で進めている関係もあり、組合としても応援をしているところです。
朝、羽田から萩・石見空港へ飛んで来て、車で津和野町へ到着。少し町内を散策した後、県立津和野高校魅力化コーディネーター氏、また島根県教育庁の教育魅力化特命官氏、島根県教育庁教育魅力化支援員氏、NPO団体スタッフ氏と合流。意見交換会を実施しました。
島根の高校は、生徒の人数が少ないがゆえに、タイプ的に合わない子たちとも協力していかないと成り立たないところがあり、いじめや人間関係がうまく行かないといったケースの子も、実際は協力していろいろなことをやらねばならないのでなんとかまとまることが多いのだとか。
また、島根県立高校の2/3が学生寮を持っており、その率で言えばダントツ日本一なのですと。ゆえに、その寮を使って県外から生徒を呼ぼうとしているのが「しまね留学」なのです。
今までは生徒減少による危機感が強く「学校存続」が第一義でしたが、今では一概にそうとは言えないところまで来て、「魅力ある学校づくり」に視点は移って来ているそうです。
その後、懇親会となり、何と県立津和野高校の校長先生、津和野町役場副主任主事氏、津和野町役場町長付・高校魅力化コーディネーター氏、企画編集&制作進行氏、島根県JICAデスク氏と様々な方々にお集まり頂き、いろいろ本音も含めてお話しさせていただくことが出来ました。特に津和野高校の校長先生の熱い思いはかなり共感できるものがありました。
都会の慌ただしさに疲れてしまった子が「リセット」する意味で来ることは歓迎ですとおっしゃって頂きました。ただし、不登校や困難を抱えている子の受け入れ先ではなく、あくまで普通高校。入試の際の注意点もお聞きしたので、知りたい方はどうぞご連絡下さいね。
明日は8時過ぎに出発して午前中は吉賀高校、午後は津和野高校へ戻り見学。その後帰京します。
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