「再入塾」と「兼塾」をお断りしているわけ

最初に誤解のないように書いておきますね。

★めでたく塾を卒業し、その後進学した学校での補習や受験目的で帰ってくる → ◯

★英語だけはレプトンでやるが、受験科目は大手塾へ行く → ◯

★大手塾や予備校へ行くので桜学舎をやめたが、進学後にまた桜学舎へ補習のために戻る → ◯

★大手塾や予備校へ行くので桜学舎をやめたが、ついていけないのでまた戻ってくる → ×

★1科目だけは桜学舎でやるが、他の科目は他の塾へ行く → × 

★大手塾に通っているが、その塾の補習をしてほしい → × 


こういう基準です。 
ただ、一応基準がありますが、ご事情を伺って再入塾を許可したケースはいくつかあります。ですから、どうしても、何が何でもということではないのですが、原則このような判断基準で入塾をお願いしています。

簡単にいうと、「責任範囲を明確に」ということなのです。
桜学舎から他塾へ移るということは、少なくともその当時の目的を他の塾で果たすことが目標になります。やり方や方針もことなるでしょうし、それは我々とは違った方向性かもしれません。ですので、その子の受験結果が誰の責任範囲になるのか、ということを曖昧にしたくないのが最大の理由です。厳しい大手塾の指導で心身ともに疲れ果ててしまったような子が懐かしい桜学舎に戻って来ても、なかなか元どおりのモチベーションが復活するまでには時間がかかります。また、他の塾の指導を塾内で吹聴されるとやはり全体が浮ついてしまいます。私たちとしても愉快な話ではありませんので、今桜学舎で頑張っている子たちのメンタルを最優先に考えると、兼塾は残念ながらお断りせざるを得ません。

他塾の補習も、以前はやっていましたが、近年では完全にお断りをさせていただいています。代わりに「こんな塾がありますよ」と、ゆかりもない他塾をお勧めしたりすることもあります。それは意地悪とかそういうことではなく、「塾の補習に塾に来る」というおかしな現象を私たちは疑問に思うので、疑問を抱きながら指導するのは如何なものかということなのです。

「ちょっと大手に行ってみて、ダメだったら戻ってきます」
という声も時々聞きますが、そんな覚悟ではいけませんよ?と諭します。ちゃんと腹を決めて行くときまったら、その塾に最後までお世話になる覚悟でいかないとダメだと思います。もちろん途中で方針変更があることはあると思いますが、それにしても戻り場所を覚悟して受験勉強するというのはちょっと違うのかな?と思ったりもします。

「面倒臭いこと言うなよ」
とお思いになるでしょうが、「方針」なので仕方ありません。該当される方は大変申し訳ありません。

ちなみに、他の習い事感覚で学習教室に行かれている小学生や、もともと通っていた教室に継続通塾しているという子も中にはいます。ここが「何が何でも」という訳ではないところなのですが、習い事ばかり多くても子どもは潰れてしまいますので過度にならないようにご注意を

またここに当てはまらないケースもありますので、それはそのケースバイケースで対応させていただいています。 どうぞご相談ください!

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