中学生のカバンの重さは異常

IMG_6912中学生のカバンが重いという話。

先日、中学生女子2人が、
「先生、持ってみて下さいよ」
と言うから、二人が持っていたカバンを手に持ってみました。

「げ! ヤバイ!」
私、あやうくギックリ腰になるところでした。
何が入ってるの? 鉛???
ってくらい重い!
教科書類や勉強道具をすべて持ち帰ってきたらこうなったと。これを持ち運びしているのが公立中学校の現実なのです。

正直、あんなの無理!
しかも成長過程にある子にあんなの持たせて歩かせるのは虐待に近いです。ヘルニアになっちまうよ… そうでなくとも、背骨を痛めたり、肩こりがひどくなったり… 彼女たちも「腰が痛い」と言っていました。当たり前!

でも、学校では、全て持ち帰らねばならないと指導されるようで、さらに驚きなのは、
「重いって言うな!」
と。まるで軍隊。気合でなんとかしろ、学校の言うことには逆らうな、文句言うな、ということなんですかね。でも、あれは異常。私が親だったらPTA総会とかで暴れるかも(笑)

そういえば、どちらかの党がこの声を聞いて「置き勉OK」という政策を進めてくださっているそうですが(ゴメンナサイ、支持政党ではないかも知れないけど…)、これはもう行政レベルの問題だなぁ。国会議員の先生に協力に推し進めて頂くしかありません。こんな時代錯誤なことをやってちゃいかんです。中学受験生の塾のカバンも相当っちゃ相当ですが、それでもテキスト類はかなり気を使っています。

そもそも何であんなに重くなるかと言えば、教科書が悪いのです。

いくら1年使うから丈夫でなければならないとはいえ、何もあんなに重たい「コート紙」で教科書を作る必要はないのです。むしろペーパーバックのような軽い紙質で作ってくれて十分。私

は研究用にマレーシアの教科書を持っていますが、とにかく紙が軽い。テキストは相当軽いです。なぜ日本の教科書はあんなに重く作るのか、全く理解が不能です。まずは教科書の軽量化。これが第一です! 置き勉なんて二の次、三の次。問題の根本が分かってないなぁと思います。

今後は私立中学校で進められているように、もう一人一台iPadで電子教科書。これで行きましょう。
頼みますよ、偉い人!

残念ながら、教育問題を全面に出して訴えてくれている党はなさそうですが、そういう政策も細かく見て今度の参議院選挙は投票に行こうと思います!

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