来春の都立高校の入試要項が発表されました。

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2020/release20200924_01.html

【推薦入試】
入学願書受付日：1月12日（火曜日）～15日（金曜日）
検査実施日：1月26日（火曜日）～27日（水曜日）
合格発表日：2月2日（火曜日）

【一般入試】
入学願書受付日：1月29日（金曜日）～2月4日（木曜日）
検査実施日：2月21日（日曜日）
合格発表日：3月 2日（火曜日）

ということになりました。

今年はコロナ禍で大きく入試のやり方も変えねばならないのだと思いますが、大きな変化が出ました。
まず、推薦入試で、

「集団討論は実施しない」

ということになりました。これで当日の大逆転はかなり見込み薄。内申点と作文・面接どおりに決まる確率が高くなったように思います。こういう準備に時間を取られたくない子が推薦試験を敬遠するという傾向ががりましたが、逆に受験率が上がるかもしれませんね。

それから、「第一次募集において、検査間の休憩時間を20分から30分に変更する（学力検査を行わない学校を除く。）」とのことですので、昨年までとは少し時間的余裕を持って受験することになりそうです。


そのほか、「合格者の発表は、合格者の受検番号を都立高校内に掲示することにより行うこととしてきたが、これに加え、ウェブサイトへの掲載も実施する」だそうですので、いよいよ都立高校もネット発表になるようです。同時に、「立川高校において、インターネットを活用した出願方法を試行する」そうです。ようやくと行ったところでしょうか。

「推薦に基づく選抜及び第一次募集における検査は、これまで1日又は2日で実施していたが、原則として1日で実施する」とありますので、推薦試験は原則1日で終了するようです。


また、来年度「赤羽商業高校」がリニューアルして「赤羽北桜高校」が開校。そもそも「東京都立家庭・福祉高校という仮称がついていたので、こういう学科の専門性を持った学校にリニューアルされるそうです。


集団討論は非常に良い試験だったので、残念。このまま有耶無耶になって、来年以降もやらなくなってしまうのはもったいないなぁと思っています。