「当たった!ラッキー!」
算数の時間に、時々こんな声が聞こえることあります。
いつの世にも、またどんな場面でも、「ラッキーヒット」というものはありますし、「ビギナーズラック」というものが存在します。ラッキーなことがあると嬉しくなりますよね。宝くじを当てた人などは、本当にラッキーでしょう。私のようにずっと(少額ですが…)買い続けているけれどもマックス7000円しか当たったことがない人もいれば(笑)、たった1回で7億円当てちゃう人もいます。流石に7億は見たことありませんが、知り合いで1億円を見事に当ててニコニコしていた人がいました。
「ホントに当たるんだね!」
と思った記憶があります(笑)
ちなみに品行方正とはかけ離れたこの塾長(笑)
実は若かりし頃は競馬に傾倒し、競馬で食っていくことをマジで考えていたり、競馬新聞社に就職面接に行ったり(笑) それどころか、南関東四場の予想屋さんに弟子入りしようかと思っていたくらい。そもそも公営ギャンブルは平和島競艇場の警備員アルバイトで始めて知ったようなもの(笑)そしてね、たくさんの「お月謝」を払いました。
万馬券を当てて夢の豪遊など、夢ですよ、夢。ラッキーなどめったに巡ってくるものではありません。やればやるほどドツボにはまる。これがラッキー頼りの本質です。
たまたま手に入れたラッキー。
ただ、このラッキーは、今使ってしまったら本番では巡ってこないと思ったほうがいいですね。当たってラッキーではないのです。ラッキーは本番に来て欲しいわけで、今ラッキー来ても「意味ないじゃん!」って思ってほしいのです。
算数の授業中に「ラッキー!」と喜んでいると、本番でのラッキーを前借りしちゃったのと同じ。
あーあ、今使っちゃったか! がっかりしてほしいので。
今は訓練・練習だから、地道にやれればいいのです。やり方を学べればいいのです。散々苦労して、苦労して、本番の入試でラッキーが来る!これが理想中の理想です。
ちなみに、この幸運・運気を呼び込むのも実力のうち。特に受験の神様は、自助努力をきちんとしている子にはラッキーをくれるように思いますが、ただただ口を開けてラッキーを待っている子には何も与えてくれないようです。
ラッキーに次はない。
本番までラッキーを大事に取っておきましょうね。
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