この前の休日、14年ぶりに中山競馬場に出かけてきました。14年ぶり… いやぁ、若い頃は毎週のように出かけ、オケラ街道を歩いて帰ってきたものです。
若い頃に悟りました。
競馬で蔵は建たないんだなぁ…と(笑)
それでも、競馬新聞社に入りたいと思ったり、地方競馬の予想屋のオジサンに弟子入りしようと本気で思ったり(笑)、まぁ、お馬さんにはこだわっていた時期がありました。
久々の競馬場。
特に大きなレースがあるわけでもないので、比較的空いていました。でも… 緑のターフ、気持ちよく晴れ渡った空、日の光に照らされてキラキラ光る馬体、疾走する馬。いいものですね。分別のある大人が、遊びで出かけるにはいい場所です。元々競馬は貴族の遊びだったのですからね、優雅なはずなんです。
若い頃に競馬をさんざんやりつくし、痛い目にもあって、ある程度悟りを開くと、大人になってからはあまり大損したりしなくなります。
実は、何でも同じことが言えるのではないかと思います。遊びでも、悪さでも。大人になってから大きな失敗をしなくなります。実は若い頃は少しばかりヤンチャをしておいた方がいいのではないかな?と思います。もちろん人の迷惑を顧みないのではいけませんが、それでもあまりに健全すぎて面白くないという人は、若干魅力が無いのかな?とも思います。
夜中の電車に乗ると、これは非常に痛感します。
電車の中で泥酔しているサラリーマン。ホームのベンチで倒れているお父さん。下手をすると電車やホームを汚す大人もたくさんいます。汚いなぁ…
私も大学時代は本当に迷惑をかけました。
小田急電鉄さん、すいませんでした(笑)
でも、卒業後、一度たりともこんな醜態を見せたことはありません。もう、大学時代で終わりました。やりつくしました。大人になってからは、シャレにならんでしょ? でも、いい年をして「やっちまったなぁ!」と思う方々は、今でも電車に乗るとたくさんいらっしゃいます。
若いうちに「痛い目に遭う」「失敗をしておく」というのも、実は大人になってから恥をかかないためにも必要なことなのかもしれません。
あ、競馬の結果?
まぁ…
聞かないで下さい。 トホホ…
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