専門学校進学のホントのところ

今日は朝から、大学進路指導研究会なる催しへ。
学研の担当者の話をしっかりと聞いてきました。

大学の話は、もう少しまとめてから書こうと思いますが、専門学校について若干気になる話を聞きましたので、ひとつ。

専門学校を招いて話を聞くと、専門のいいところばかりを話されるので実態が分からないけれども、良く調べてみると、通過率というか、卒業率というのでしょうか、とにかくその学校に行って、ちゃんと年限を過ごして卒業し、きちんと技術を身につけて出てくる生徒は非常に限られているのだそうです。ある学校では1/3しか卒業出来ない…

すると、彼らは中退し、技術も持っていないまま世間に投げ出されるわけで、ここが実はフリーターの温床になっているのではないかと、そういう分析だったのです。

確かに、その傾向はあるようで、専門卒でも3年以内の離職率は結構高いもの。文科省のデータでも5割近かったと記憶しています。

もちろん、専門学校卒でも立派に技術を持った方はいますし、大学を出ていないからダメだというのも乱暴な意見です。しかし、実態をきちんと明らかにせず、いいところばかりをアピールする学校もよくないでしょうし、それを鵜呑みにして、あとで「こんなはずじゃなかった…」となっても、泣くに泣けません。

いずれにせよ、しっかりと学習をすること、見せかけだけじゃない本当の「実力」をつけることが、とにもかくにも大事だということでしょうね。

大学の進路については、もう少し後で…

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