当塾の人気者でもあったF講師が、一時退職しました。大学を卒業後、半年間しっかり働き、今夏から見聞を広めるために約半年世界一周の旅に出かけてくるのだそうです。
私たちの頃にもあったんでしょうか、世界を1週出来る若者用のエアチケットがあるんだそうで、東回りか西回りを最初に決め(逆戻りは出来ないそうです)、とにかく世界を一周してくるとか。
いろいろと相談も受け、結果的には東回りに決めたようです。そうですね、最初にアジアを回ってしまうと、なかなか西アジアから中東~ヨーロッパという感じにはならないのかも。最初にアメリカ大陸に渡ってしまって、いきなり外国モードに頭も切り替えていくのがいいかもしれませんね。最初の訪問国はカナダだそうです。
若いっていいですね。
かく言う私も、若い頃の志望はジャーナリストでした。「報道」の腕章を巻いて、一般人が入れないところに行く。それこそ戦場リポートなんかもドンと来い!という感じでした。それを強く感じたのは、いつぞやかの伊豆大島・三原山の噴火。フジだったかどっかのリポーターのスグ後ろで大規模噴火が始まったんですよね。それを目の前でリポートしてた… もちろん命の危険はあったんでしょうが、ものすごい胸の高鳴りを感じたのを覚えています。嗚呼、オレもこんな刺激的な仕事がしたい!
その後、それよりも「音楽で生計を立てたい!」という欲望が強くなり、30近くまで音楽漬けになってしまいましたが、でも、毎日が変化の連続という仕事は魅力的でしたし、せっかくこの地球上に生れたからには、地球を全て見てやりたい…という思いもありました。
しかし、人間の体力には限界がありますし、人間の力にも限界があります。今、ヒッチハイクさながらの貧乏旅行も出来ませんし、一人で海外にあてどない旅に行くなんて、「キツイなぁ…」と思います。若さゆえ、出来ることなんですね。素晴らしい…
私の唯一の後悔は、若い頃にもっと外国に行っておくべきだったということ。千葉県という、世界の玄関に最も近い場所に住みながら、しかも、車で空港まで30分足らずという距離にいながら、本当に海外に出ることがなかった… 28の時に、14年ぶりのNYなんて感じでしたから、とにかく20代がもったいなかった…
30を超えてから、マレーシア通いが始まり、今回で15回目。今秋で16回目になります。正直、ちょっと行き過ぎって感じもしますが、若い頃からこうして海外に行ければよかったな… 考え方も変わったな… 幅広いものの見方が出来たな… そんなふうに思いました。
F講師は、年末もしくは年明けに帰国し、復帰する予定です。一回りも二回りも大きくなって帰ってきて欲しいものです。
さて、そんなF講師の実家は八百屋さん。
いつもいろいろと送っていただいているのですが、今回は大変! 大量の松茸を頂いてしまいました… 一体どうしたらよいのか…(笑)
ネットで調べて、とにかく冷凍だ!ってことになり、ペーパーで巻いて冷凍処理。それでも早くしないと香りが逃げてしまうとか。今秋の我が家は松茸づくしです(笑) 松茸食べたいスタッフを呼ぼうかしら?(笑)
ご馳走様です。感謝!
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