千葉の時代の教え子が久しぶりに訪ねてくれました。
中3のとき以来ですから、もう5年ほど。
野球部・坊主頭のころしか記憶にありませんから、背の高い、長髪の、ちょっとオダギリジョーに似たイケメンになっているので驚きました。いやぁ、オマエ?(笑)
残念ながら浪人になってしまったということで相談に。
そっかぁ…
DVDを見る予備校に通ったそうなのですが、効果の程は…
センター試験も残念ながら、「え?」と思うような点数。
つまり、勉強のやり方もよく分かっていない子が予備校に行ってもダメ… という私の主張が、今回もまたまた証明されてしまいました… しかも、DVD予備校は、分からなくても質問に答えられる人がそこに居ないのだとか。質問はFAXで本部に送る、そして後日回答がくるんだそうです。
え?
教えてくれないの? ってか、教えられない人しかいない予備校なの?(笑)
DVDを見させることばかりに注力して、その子の顔なんて見てないんですね…
「質問、どれくらいした?」
と聞くと、ゼロですと。ですよね、ゼロってのが普通でしょ。質問させたくないのみえみえですからね(笑) 質問のハードル高すぎです。
で、よく考えれば、FAXでの質問状を書けるのならば、書いてる途中で理解出来ちゃいますよね?(笑) どこが分からないのかすら分からず、手がつかないから予備校へ行ってるのに、「明確に分からないところを書いて説明しなさい」って、かなりの矛盾があります。
要はそれが出来る子が利用できる、それが予備校なんでしょう。
出来る子にやさしく、出来ない子に冷たいのです。私も大学受験生中心の「塾」をやっていたときにそれを感じました。だから、「アンチ予備校」を謳いました。生徒は集まりましたよ。
しかし、東京に移住することで、私はその塾を閉鎖しました。
ちょうど彼が受験を考える時期だったかもしれませんね。
ごめんな…
間違いなく、ウチの塾があったら戻ってきてくれたでしょう。
間違いなく、ウチの塾だったら、現役でどこかへ入れたでしょう。
そして間違いなく、今頃楽しい大学生活を送っていたでしょう。
もしかしたら、ウチで先生になっていたかもしれません。
ごめんなぁ…
ウチの塾、無くて…
でも、逆に感謝もしてます。
よくぞ相談に来てくれました。わざわざ東京まで。ありがたいことです。知ってる限り、やるべきことをお話しました。行く気があるなら、信頼できる先生を紹介もすると約束しました。本当に頑張ってほしい… そして、頑張って来年は講師として戻ってきてほしいと思います。
兄弟講師としてね(笑)
そうです。お兄ちゃんは、桜学舎の講師ですから!(笑)
千葉の塾、なくしてごめんな。
そして、来てくれてありがとう。
頑張れよ。本当に心から応援してるから。
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