期日を守る

 今日も私に叱られている子がいました。
 今日は全部、「期日を守れ」というお説教。今日までに提出、今日までに小テスト合格、今日までに覚えてくる、そんなものが結構ありましたので、今日はしっかりチェックをしていました。教室には掲示板があって、こちらには誰がいつまでに何をするのかが書いてあります。もちろん言い逃れも出来ませんし、先生との約束ですから、破るというのはもってのほか。

 ですが、いるんですね。
 「あ、忘れてました」
 「宿題失くしました」
 ほほー。なめられたもんやのぉー(笑)

 宿題提出を忘れたAくん。やったのか?と聞くと、「やった」と。じゃ、取りに帰れば机の上からシャっと持って来るだけだよね?とツッコむと、「いや、部屋を探さないとダメだ」「失くしたんだ」と始まりました。これでお説教は決定。

 この場合、
 (1)部屋や机の上を整理できない人間が、頭の中を整理することは出来ない
 (2)さっき宿題をやったと言ったのに、探さねばならないというのは矛盾がある。宿題をやってから失くすなんてことがあるだろうか?
 (3)約束を破るのは外道。

 この3点を中心に叱りました。特に3。
 もし、先生に強引に「やってこい」と押し切られたにせよ、それを飲んだのは自分。本当にダメならちゃんと言うべきだし、いうことが無いなら出た結果に責任を持つことが当然。そして約束期日までにきちんとする。これが当たり前の話。

 約束を破るのは最低だということは、幼稚園生でも知っていることです。


 指示されていたテストが受からず、再テストのために夜遅くまで残ったBくん。彼の場合、

 (1)何度も「1週間かけて宿題をやれ」
 (2)家で入念に勉強して来い(ダメなら自習室)
 (3)塾に来る前に宿題をやるな

 世の中には100万年やっても無駄だという勉強があります。それを繰り返している人間、改善というものをしない人間を、私は「馬鹿だ」と思います。

 さんざん上記のことを言われ、注意もされているのに直らない。これは一体何なのでしょう?

 たかだか宿題ごときだから許されていますが、これが万が一借金だったらどうでしょう? 会社なら、不渡り一発で相当キツくなり、2発目で終わり。

 会社スタート時点で先代の700万円の借金を背負うところから始まった私の経営。幸い金融機関からの借金ではなかったので、待ってもらえたから良かったものの、下手したら追われる身になっていたのかも… 期限ってそれほどのものですよね。

 だから、たかが宿題の期限。そこでキッチリ教え込んでおかないとダメになります。ドラマとかの世界じゃなく、実際ドツボの人も何人か見てきましたのでね。夜逃げというものを目の当りにしたら、考え方が変わりますよ。マジで。

 だから私は子どもにはそこだけは厳しく接します。ごまかしは許さん。

関連記事

  1. コアなファン

  2. 自転車

  3. 105

  4. 忌み言葉

  5. 手順が負えない

  6. 大人気学習漫画を入手!

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

塾長ブログ

2012年10月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031