義弟の店の開店の喧騒が一段落して、私の日常も戻ってきました。
やはり一つ新しいことにチャレンジするというのは大変なパワーを伴うもので、それなりにHPを消費しましたが(笑)、まだまだMPが私には残っているので、大丈夫です(分かる人にしかわかりませんね、この表現は…(笑))
さて。開店初日。
義弟の店とはいえ、一応私達も出資している役員。初めて「商売」をする義弟を心配して、やはり朝から店頭に立ちました。予想に反してたくさんのお客様においで頂き、想定の7~8倍の盛況を頂きました。これは本当にありがたいことです。
が、そんなことよりも私達にとって、非常に大きな勉強がありました。それは、私達が意識しないところで、本当にたくさんの地域の方々に支えられて自分たちが存在しているのだということを再認識したことです。
分かっていたつもりでした。しかし、塾というのは夕方からの商売。夕方にノコノコやってきて、夜は授業に入り、深夜に帰宅する。そんな生活のために、地域の方々にはなかなかお会いすることもなかったし、お会い出来ないことも多くありました。しかし、今回朝から店に立ってみて、「裏の誰々です」「あそこの〇〇店の者です」「目の前に住んでる者です」などなど、とにかく数多くの方々にお会いしました。一気に塾の名刺がなくなるくらいです。塾の宣伝効果の方が高かったのではないでしょうかね(笑)
店頭での進路相談や入塾相談もあり(笑)、また今まで知っていたつもりでも、きちんとご挨拶できなかった方々にもご挨拶出来たりと、我々にとっては計り知れないメリットが存在しました。同時に、随分と失礼をしていた部分もあるんだなぁと反省… でも、皆さんはよく私のことを知っていてくださいました。ありがたいことです…
そして、一つの会社の社長として。様々な法務にも労働問題も考えさせられることが多々ありました。人を育てること、公的な制度を利用するメリットなど、本当に数多く勉強しました。
そして何より、一人の指導者としての幅を広げることにもなりました。
今迄、クリスマス商戦なんてものは一切関係なく生きてきました。世の消費動向なども考えることなく、ある意味「殿様商売」をして
しかし、こういう小売店を経験することで、商売というものに関わる人間とし
経営学部の教授が会社経営をしたことが無かったり、大学卒業後すぐに教員になって「学校社会」の中で生きてきた方が「社会は厳しいんだぞ」と子どもに教える教育業界。某外食産業経営者はあまり好きな方ではありませんが、それでも教育者が異業種の「経済活動」を経験することはとても重要だと私は思っています。一般企業の大変さを知ってこそ、お父さんお母さんの大変さと偉大さを子どもに伝えられる人間になるのだと思いますし、働くことの大変さと面白さを、説得力を持って子どもに伝えることが出来るのだと思っています。
そういう意味で、この開店は、私にとっては「経営」よりも「経験」「勉強」という側面が強くあります。もちろんそれだけではない私の仕事に対するビジョンはあるのですが、それはまた後程。
とにかく、地域に支えられて桜学舎があり、私たちがいる。
これが強く強く分かっただけで、本当にやってよかったと思います。
開店までしたら、あとは義弟に任せていきますから、私達は日常に戻っていきます。塾は塾で、また新たな展開を多々用意しています。地域を席巻できるよう、ガシガシと新しいことをやっていこうと思っています。とにかく、私の周りには優秀な人材が集まり始め、やる気に満ちた若者たちが集い始めていますから、彼らの活躍の場をしっかり作っていくことが私の役目にもなりつつあります。
地域に感謝し、支えられていることに感謝し、謙虚に、地道に、努力を重ねていきたいと思います。
進学個別桜学舎と、レオニダス谷中上野桜木店をどうぞよろしくお願い致します!
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