都立高校入試にマークシートが導入されるという話。来春ではなく、再来年春からを検討しているのだそうです。確かに採点は正確になるでしょうし、スピードも上がるでしょう。しかし、益々「与えられた選択肢から選ぶのが上手」な子ばかりが育つような気がするのは私だけでしょうか?
指導していて言うのも何ですが、私はセンター試験が大嫌いです。個人的にも嫌いだし、制度としても反対。何がって、あのマークシート、選択肢型の問題がそもそも嫌いなのです。与えられた答えを選ぶことばかりに注力すると、同じような量産型の子どもが生まれる気がするのですが、大丈夫なのかなぁ?
なんとなくしっくりこないのですが、秋口に都教委で我々に対する説明会があります。よく聞いてこようと思います。
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http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG05H04_V00C14A8CC0000/
都立高入試、マークシート導入を検討 採点ミス防止
2014/8/5 11:16 日本経済新聞
東京都立高校の入試の採点で多数のミスが見つかった問題を受け、都教育委員会が入試の一部でマークシート方式の答案用紙を導入する方向で検討していることが5日、分かった。8日に開かれる有識者会議で案を示し、了承されれば来春入試にも実施する。
都教委によると、マークシートが導入されれば公立高校の入試では全国初となる。
都教委によると、マークシートは複数の選択肢の中から答えの記号を選ぶ記号選択式問題で使うことを想定。機械で読み取ることで勘違いなどによる採点ミスを防げる。
選択式問題は英語、国語、理科、社会の4教科で出題されており、配点で全体の半分強を占める。語句や文を記入する記述式問題は従来通り出題する。
都立高入試では、今年春と昨年春の2年間で計2211件の採点ミスが見つかり、うち約半数が正答と誤答を取り違える単純ミスだった。
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