
おかげさまで会場も通常のホールや貸し会議室では間に合わず、今回は新宿の大智学園高等学校をお借りしての開催となりました。受験会場も4教室をお借りするほどの規模となり、受験生徒数は約90名、保護者もかなりおいで頂き、会場の椅子が足りないという事態になりました。最初のうち立ち席となりました方々にはご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
さて、当日、塾長は第2会場の試験官。
桜学舎からは3名の都立推薦入試受験者が参加しましたが、全員他の教室へ割り振って頂くことが出来、完全に「アウェイ」の状態で討論の経験をして頂くことが出来ました。これが何より良かった点だと思っています。
地元の公立中学校でも、確かに集団討論の練習などをやって下さっているようですが、残念ながらほとんど無意味です。なぜなら、「知った顔」の中で、対策「ごっこ」に終わるからです。本番は緊張します。知らない子の中で話をしてこなければいけません。そして、知らない先生に評価をされるのです。ですから、知らない人たちの中での練習が意味をなすのです。
このような機会を持てているのは、東京都認可団体として、私立のみならず都立高校の先生方ともお話をさせて頂く機会があるからでしょう。塾としてではなく、教育に携わる人間たちの団体としての活動が、巡り巡って桜学舎に通うお子さんの受験や教育に役立つ、そんな場面でもあります。もちろん、全てが分かっているわけではありませんが、実際に都立高校の先生方から、教えて頂ける範囲内でのアドバイスを頂いたり、先生方の思いを語って頂いた中から、各模擬試験会社などにもご協力を頂きながら、独自に分析し、予測した問題を討論して頂きました。
ちなみに、今回の模擬討論会は、組合加盟塾の塾長やスタッフのボランティアともいえる状況。でも、何とか厳しく難関と言われる都立推薦試験を、否定的にとらえるのではなく、「学力試験以外で自分の良いところを評価してもらえるかもしれないチャンス」ととらえ、ポジティヴに努力する子を育てるという「理念」のもとで参加して頂きました。

ただ、皆大人しいグループに入ったから不利だ…と考えるのはまたネガティヴ思考で、みんなが静かだからこそ自分のチャンス!と捉えれば、むしろ有利でしょう。
是非、お母様お父様、お子さんに「トライ」する勇気を持つように、また物事をポジティヴに捉える方法を、どうぞ教えてあげて下さい。皆様も体験的にご存知の通り、人生の中では、たとえわずかな可能性でも、そこに賭けて、全力でトライしなければならない瞬間があります。もちろんその裏付けがなければいけませんが、時には小さな小さなきっかけを頼りに、開かない扉をこじ開けようとする努力が必要なこともあるのです。その時に、全力で出来る力と、失敗を恐れずトライする勇気、転んでも只起きないというしたたかさ、そういう力を試される時が来ます。
教育というのは、そういう時に力強く前進できる子、負けない子を作ることが目的です。どう考えても、似非学力で試験をすり抜けさせて肩書きのよい学歴を身にまとわせることだけではないはずです。そんな根無し草の「力」はすぐ崩壊します。張り子の虎じゃダメなんですね。今は「実力社会」ですから、フェイクはすぐバレます。お子さんにどんな子に育ってほしいかを考えれば、どんな教育を与えねばならないかが分かります。
中学生は、思った以上に優秀です。しっかりしています。それを引き出してあげるのも「教育」です。
今回練習にいらした受験生の健闘をお祈りします。頑張ってください!
そして今回参加した桜学舎生も、自信を持って入試に挑みましょう! 頑張ろう! お疲れ様でした!
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