「誰だ、この子?」
「君は何君?」
「あれ?今日知らない子来てたなぁ…」
ここ数日、自分の中にこんなことが何度も起きました。
後から、
「ああ、あれが◯◯くんか!」
「噂の◯◯ちゃんね、一致した!」
ってなるんですけど、うちみたいな零細塾でこんな状況はマズイわけで、こりゃもう少し落ち着かねばならんなぁと真剣に考える状況です。
中には少し寂しい思いをしている子もいるようで、同じ学校の友達がいないので寂しいとか、話す相手がいなくて寂しいということを言われたこともありました。これは全く今までになかった現象の一つ。今まで桜学舎は、知り合いがいない状況で飛び込んできて、いつの間にか桜学舎が「第二のお家」みたいになる子が多かったのだけれど、やはりそうとも言えない状況になっているんだなぁと実感します。
先生も今までよりは多く、生徒もそれなりにいるので、例えば先生と話したくても他の子と喋っているから、今日は帰ろう…とか、忙しそうだったからとか、次も授業が入っていてゆっくり話せなかったとか… 私も授業に入っていて、お話出来ない子がいたり、私の公休日の月曜にしか来ていないことは会えなかったりと、いろんな生徒が出てきました。
その寂しさを「システム」としてどう解消するか、どんな仕掛けを作ってあげるか。
これからの最大の課題になりつつあります。
談話スペースというか、生徒達のたまり場を作ってあげようかという計画。
1Fを整理して、重要部分を4Fに上げ、私たちはノートPCひとつで仕事をするイメージ。すると受付やフロント部分を広げられるので、そこへテーブルを置いて生徒達の待合場所、兼溜まり場、兼自習スペース、兼お母さん達のお迎え待ち場所にする、そんなイメージ。出来たらいいなぁと思います。
そこにいると誰かと話せて、知らない子でも仲良くなったりするってのがあればいいなぁ。
先生達ともお話出来るだろうし。
せっかく自習室を用意しても、結局カウンターの一番うるさいところで自習する子が多いものです。
だからそこを少し確保してあげないといかんなぁ。
そういう「お膳立て」「仕込み」をしておかないといけない、なんでも口頭で説明すればいい、一人一人対応すればいい、そういうレベルじゃなくなったってことなんでしょうね。
一番考え方を変えなきゃいけない、修行しなきゃいけないのは私たちだって話です。
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