道具を忘れる子は成績が伸びない

「先生、筆箱忘れました」
「テキスト忘れました」
「ノートを机の上に置いてきてしまいました」

しょっちゅうある出来事です。時々講師が授業開始5分ぐらいで降りてきてコピーをしているので、どうしたの?と聞くと、今日テキストを忘れてしまったようで…と。

厳しいことを言うようですが、学習云々よりも生活の基本が第一です。ハッキリ言って、道具を忘れる子は成績が伸びないものです。「勉強の能力と生活は別だろう?」などと、頭では理解したいものですし、そうも言いたくなるものですが、実際は全く異なります。成績のいい子は生活がしっかりしています。生活がダメなのに成績はいい何て子が時々いますが、ハッキリ言って「根無し草」にしかなりません。最後の最後で勝負にならないことが殆どです。だって、人間生活の基盤が出来てないんですから。

「宿題はやったんですけど、ノートを机の上に忘れてきてしまって…」

これもよくある、宿題忘れの言い訳の常套手段ですね。
これについては、
「お前ん家なら○○分で往復できるね? じゃ、取っておいで」
と突き放します。すると、モジモジ。
「早く行けよ」
と促すと、
「来週じゃダメですか?」
とか始まります。
「授業延長してやるから、取って来いよ」
と突っ込むと、
「すいません、宿題やるの忘れました…」
と白状する…(笑)
そんなのね、こっちはお見通しですよ。私の目を誤魔化せると思ってる時点で大間違い。28年も子どもを見てるんですよ? 嘘ついているか本気で言ってるかなんて、「気配」で分かります。
「机に忘れた? 嘘こけ!」
って思うことはしょっちゅうあります。だから、にっこり笑って「取って来い」と言います。素直に取りに帰れる子は本当にやってある子なんですよね。一度、取りに帰らせて、1時間半帰って来なかった子がいました(笑) 必死に家でやったんでしょうね(笑)

道具を忘れたり、やるべきことを忘れたりするこというのは、勉強ができるできない以前の問題で、自己管理や自分の生活管理が全然できてないんですね。成績のことを言う資格すらない状態です。いくら勉強しても伸びることはありません。まず、自分の立ち位置や、自分が置かれている状況、自分がすべきことをちゃんと理解して、一つ一つきちんとこなせるかどうかが重要なのです。

ゆえに、桜学舎は忘れ物とか宿題とか、結構うるさく言われます。
言われなくてもできる子になりましょうね。
IDKですね(笑)
「言われなくても デキる 子」(笑)
どっかのパクリだからやめときます!

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