
主人公は新卒で中学受験塾に就職した女の子。
ここで出会う、ライバル塾から転職してきたスーパー塾講師のやり方を目の当たりにして、良心との葛藤を乗り越えながら成長していくという物語。
どうせ「中学受験版ドラゴン桜」だろ?
って思っていましたが、またちょっと異なるテイストであるのは感じますし、かなり受験塾を取材して描いているなぁとも思います。
「そうそう、そんなことオレも言うなぁ…」とか、「そうやってアドバイスしたこともあるなぁ…」なんて場面も出てくるのですが、反面、「相当エグイな」と思う場面もあります。世の有名塾がちょっとだけ名前を変えて出てくるので、大手塾ってこういう雰囲気なんだろうなぁというのが分かります。
大手塾の空気感、全体に流れる価値観、そして受験屋の理屈。
納得できる部分もある反面、「そういうのが気持ち悪くて、オレはこういう集団に属せなかったんだよなぁ…」とも思ったりして。とにかく「全体主義」が嫌いだし、「弱肉強食」も嫌い。争って、戦って、競って、勝ちあがっていく、という価値観がどうしても嫌で、私は競うことが目的ではない受験を勧めています。
自分の能力を高めることが目的で勉強を続け、合格点を取ればいずれにせよ合格する、という単純な目標設定をして、あとは知的好奇心を養う、将来に役立つ勉強にしてほしいのです。中学受験も。
もちろんこんな考え方がメジャーではないとは思いますが、やっぱりこの漫画を読んでいても、私にとっては「気持ちが悪いところ」が出てきます。この世界には飛び込みたくないなぁ…
皆さんはいかがお考えですかね。
しばらくしたら桜学舎文庫に入れておきますね。
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