とにかく、いろんなことが起き過ぎる夏休み。
塾生の指導に全力を傾けたいし、特に夏休みというのは一番大事な時期なので、生徒にその力を全て注ぎたいのですが、世はどうしてもどうしてもそれを許してくれないようです。

とにかくコロナ陽性の連絡がひっきりなしに入ります。生徒自身という連絡もありますが、ご家族の方で発熱した方がいるとなると、生徒はオンライン対応だったり、お休みだったり。その度に振替設定をしたり、また「こんな状況ですけど、行ってもいいですか？」みたいな判断を1件1件こなさなければならないので大変です。

さらには、部活の予定が変わった、新しく出た、学校行事を忘れていた、家庭で出かけることになった等々、正直振替連絡で忙殺されます。これは以前もお願いした通りですが、緊急の場合を除き、お電話は本当にご遠慮ください。授業を朝から晩までやっている関係上、出られません。空き時間にみられるComiruでご連絡いただければ、専任以外の講師も確認が出来るので、誰かしらが確認できます。こちら、お願いします。また、すぐにはお返事出来ません！ 余裕を持ってご連絡ください。授業中だからです！ 今、高橋も浅見も、最大限皆様のご要望にお応えしようとして、正直パンクしております。コロナ対応だけでもパンク状態なので、どうぞお察しください。

そして、講師も感染者が出たり、濃厚接触者になって自宅待機を余儀なくされたりと、本当にやりくりが大変です。生徒が登塾しても先生がオンライン、というケースも致し方なく起こっています。こちらは社会情勢に免じてご容赦ください。講師が無症状だったり回復後の自宅待機期間だったりするケースも多々ありますし、先週までは塾長もその状態でオンライン授業でしたので、もうこれは防ぎようがありません。

さらに、今週は講師の体調不良もあって焦りました。
最終授業の９限前の休憩時間に、ある講師が体調不良を訴えて突っ伏しました。症状からして熱中症かと思いましたが、水分は摂っているし、確かに熱気は少しあったもののそこまでではないし、冷房のかかった室内。

ただ症状がどんどん悪化していくので、これは手に負えないと、久々の119要請。

が！

みなさま本当にご注意ください。

マジで119がつながりません。30分近く鳴らしても全然出ません。相談窓口の方へもかけたのですが、こちらも全くつながらず。救急医療は今本当に崩壊しているのですね。これじゃ、交通事故で瀕死の状態でも救急車来ませんよ。エライことになってるんだなぁと実感しました。今事故ったり、今病気になったら大変です。気をつけましょう。

で、講師を救うためにどうしたか。
ここは本当に私のかかりつけのお医者さま、様様！ すぐにご連絡してお知恵拝借。すると間も無くお電話くださって、搬送先の病院を用意してくださいました。なおかつ、熱中症だという先入観を持たず、医師の診断をと。なるほど。 すぐにタクシーで病院へ（私も何度もお願いした病院でしたので安心）運び、待ち構えてくれていた先生に診てもらいました。（別の講師に付き添ってもらって助かりました）

私は講師のご自宅にご連絡したり、そのあと高橋に教室を任せて病院へ追いかけて行ったり。

結局、熱中症ではなく、副交感神経の緊張が起きた何ちゃらという診断でした。ほどなく回復し、点滴を打って帰宅OK。それでも不安定なので、遠方からですがお迎えに来てくださったお母様と本人をタクシーに乗せて、塾長の任務は完了。

いやはや。

119のつながらなさに焦り、またまたかかりつけの先生にお世話になり、本当にこういうお付き合いを持っていてよかったと心から思いました。感謝感謝です。講師も何事もなく良かった…

正直、政治的に言いたいことは山ほどあります。ふざけんなと思うことも沢山あります。でも、そんなことに構っている暇もなく、我々はこういう現実を毎日生き抜くので必死です。その中で生徒の学習指導や、進路指導、メンタルへの気遣いやらなにやらを続けています。

勉強だけ教えて、あと知ーらね！であったらどんなに楽でしょうね。
それは塾の守備範囲じゃないと言えたら、どんなに楽でしょうね。
どんな学校がいいかについてはなど、一切のリコメンドはしません！って堂々と言えたら楽でしょうね。

でも、そうじゃないところに桜学舎の存在価値があるんでしょう。
だから、コレをやっているんですが、それにしてもこの感染拡大はしんどいです。

とにかく、119、つながりません。
みなさん、どうぞご無事で。何事もなく、119にご縁のありませんように！