ネット、特にTwitterで、「◯年中学受験アカ」なんてプロフィールの方、本当によく見かけます。大手塾へお子さんを入れているお母さんなのでしょうね。

タイムラインを眺めていると、本当にお悩みの方が多いなぁと感じます。でも、なぜお母さんたちは、見ず知らずのTwitterアカウントどうしで情報交換をしているのか、悩みを打ち明けあっているのか？ それは、本当に聞く人がいないんでしょうね。

大手塾だから情報が揃っていると思うのは、中学受験でも高校受験でも、大学受験でも同じです。みなさんそう思われます。で、実際、偏差値データなどは母体数が大きいので正確ですし、学校情報も確かに幅広く入ってきます。

でも、自分がどうしたら良いかの相談や、アドバイスを貰いたいときには、あまりその有効性が感じられません。

たとえば、「この学校は合格できそうですか？」という質問には、大手塾はバッチリ答えられます。しかし、「うちの子に合いそうな学校ってどこでしょうか？」という質問には、「学校は自分で探してください」という返答をされるか、もしくは偏差値で輪切りにされて、「ここなら受かりそうです」という回答をもらうか、いずれかでしょうね。

Twitterなどでお悩みの方は、どちらかというと後者。わからないことを色々聞きたいという方なのだと思います。裏返せば、いいアドバイザー・メンターに出会えれば、とても良い結果が出せる可能性があるのです。

しかし、寄らば大樹の陰で、皆が行っている大手塾に入れ、皆がやっている勉強を与え、ついていけなければ子どもを責めたて、遅れが目立てば個別指導塾や家庭教師を付け、とにかく必死でついていこうとする…

そのうちに、気づいてしまう方がいます。
「私がやりたい子育ては、こんなんじゃない！」

そして、選択としては、「中学受験撤退」

うーん。そうなのか？
私の塾には、大手塾を辞めてくる子が半数ほどいます。皆、前の塾は行くのが嫌だったけど、桜学舎は嫌じゃないとか、楽しいと言っています。辛いであろう合宿だって、今年のある子が「学校の宿泊行事の100倍楽しかった」と言う子がいました。

大手についていけなかったら、撤退。極端と言えば極端ですが、それしか情報がないってことでもあるんですよね。

「そうじゃない受験」

を応援したくて、私は進学個別桜学舎を運営していますし、「ゆる中学受験®️」を提唱しています。やっぱり、たとえばSA◯IXならαクラスにいることが醍醐味ですし、大規模な校舎のアルファベットのクラスだと結構厳しいんだろうなぁと思います。消化不良を減らし、ペースや進度をゆるめて、ゆっくり進めていけば逆に成長する子もたくさんいます。でも、なかなか大きな流れから飛び出る勇気はないものですよね。大手塾をやめて桜学舎に来るというのは、やっぱりかなりの勇気なのだと思います。

ひとえに、それは我が進学個別桜学舎が小さくて、知名度もなくて、「どこそれ？」「知らんがな」というレベルの塾であることが原因です。拙著「ゆる中学受験」が有名書店で平積みになっていないことが原因です。申し訳ないです。

この本に出会ってくれさえすれば、また私に、いや桜学舎のホームページに偶然辿り着いてくだされば、もしかしたら良い変化をもたらすことが出来るかもしれません。

Twitterを見ていて、「うちに相談に来ればよかったのに…」と思うことがしばしばありますが、当然そんなお声がけは出来ません。おこがましいと言うか、恥ずかしいというか（笑）でも、お悩みのお母さん・お父さんが少しでも減ってくれたらと思って、引き続き頑張っております。

今月も転塾のお子さんがいます。もう一度桜学舎で頑張ろう、そう思って来てくれたら、我々は全力で応援しますよ。そして、お母さん・お父さんのサポートもしています。

大手塾でのお悩み、中学受験自体を迷っている方。
入塾する・しないはともかく、一度ご相談にいらしてください！

完全に相談のみの場合は、「セカンドオピニオン」という有料相談制度ももあります！