勉強が出来ない子。
以前よりも本当に増えたなぁと感じますが、「エビデンスはありません」(笑)

でも、出来ない原因は、まず「勉強のやり方」でも、「勉強の内容」でも、「テストの受け方」「家でやる参考書」「付けてる家庭教師」でもなく、ましてや「行ってる塾」でもないんですよね。大手塾がダメなわけもなく、中小、ウチみたいな零細が悪いわけでもないんです。 答えは、

「躾」

なんです。

どういうことか？

そもそもこういう子って、授業を受けられてないことがほとんど。聞いてないし、指示が通らない。下手をすると先生の話している意味を理解出来ていないのです。 就学した時点で、「先生の話をよく聞いてしっかり勉強してくるんだよ」と教えてない可能性すら感じます。

だから、ウチの生徒も、出来ない子はホントに躾からやり直します。型が出来ていないので、まず内容より型の練習。やることが先。間違っててもいいから、行動の練習。 だからダメなんだよ、と叱ったりもします。子どもは指摘された経験がないから、最初はビックリしますが、すぐに直す子がほとんど。

すると不思議なことに、成績が改善されるのです。あたりまえか、ちゃんとやるんですからね。 ここを、正直に伝えて、勉強以前の問題から直していく塾はほとんどないでしょうね。一般的な塾は「勉強」だけが守備範囲。躾なんて知らん、家の問題！　と突っぱねるでしょう。それはたぶん間違ってません。

でも、その姿勢だと、親御さんの悩みは解決出来ません。やっぱり、それじゃこっちも不完全燃焼・気持ち悪いんですよね。いつまでも悩みは終わらないし、真実も伝えられないのは辛い。 ナメた態度を取りながら学校や塾で過ごしてる子の親御さんほど、コレに気付いてないですね。

ちゃんと授業を受けられるようになれば、成績もそこまで悪くならないものですし、学力が上がってくれば行動も落ち着いてきたりしますし、大人びて来るものです。

まぁそれを「躾」と一言で言うのは若干ズレも感じなくはありませんが、行動が変わると学力も変わるよ、ってことなのです。

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