月曜日。
秋期講習で３コマ算数の授業をやった後、教室をスタッフに託して自宅に戻り、夕方の新幹線に飛び乗って名古屋へ向かいました。

みんな私の身体を心配して「休め」というのですが、もうすでに「休み方」なんて忘れちゃってるので、新幹線の中１時間40分くらいは休もうと、ビールとおつまみで瞬間移動しました。ぐっすり（笑）まぁ確かにね今月初頭は北海道弾丸ツアーでしたし、まだまだ予定は詰め詰め。

旧友が某ホテルチェーンの偉い人になっているので、ビジネスで旅に出る時には毎度毎度彼にホテルを手配してもらうのですが、今回はビジネスというより、家庭の問題解決のための旅。でも、もちろんホテルは彼に。名古屋駅前にいくつかあるホテルの一つに沈没。

春の岐阜遠征の際に激混みで食べられなかった「ひつまぶし」を、怨念込めて（笑）がっつり食し、がっつり寝る！　名古屋の夜はそれだけでした。

今回は名古屋から三重山中へ。
名古屋駅前でレンタカーを借りて、いざ出発。一度、港区（名古屋にも港区があるのです！）の叔父のところへ顔を出して、義父が亡くなった時のお礼とご挨拶をして、現地の情報収集も。

三重山中は、実は義父の生家のある場所。生まれ育った故郷なのです。
わずか15歳で三重の山奥から東京に出て丁稚奉公を始めた義父。その後苦労を重ね、若くして独立して会社経営を始めました。素晴らしいご縁に恵まれて、一時は全国規模の会社に成長し、隆盛を誇るものの、跡継ぎはさせずに会社は一代で閉じて、鮎釣りのために持っていた伊豆の別荘で余生を過ごしました。

その三重山中、津市の旧美杉村。ここにある生家が今や誰も住む人もなく、かなり傷んでいて近所も心配しているとのことで、簡単に言えば取り壊しの算段をしなければならないことになったのです（お金かかるー！）　元々は地主さんがいて、その方に更地にしてお返しするという話だったのですが、どうも調べてみると、登記上は曽祖父の土地になっているようで、一部は２０年ほど前に建設省の土地に分筆されているとか。何だそりゃ？ってことで、やっぱり現地を見ないとわからないことがあるので、つまりは行くことになったのです。

現地に住む親戚のおじさんが迎えてくれて、カレーを作って待っててくれるあたりは、何とも田舎の優しいところだなぁとほっこりした気持ちに。現地も見ると、この様子。

そっか。こりゃ壊さないとダメかぁ… 中はひどい状態でした。
分筆の意味もわかりました。裏の崖崩れを防ぐための砂防工事がされて、その部分は当時の建設省に接収されているのだということでした。

にしても、とにかく何とかしなきゃ、ということで、その親戚にお願いをして取り壊しの算段をしてきたのがいちばんの目的でした。こういう作業は疲れますね。

義父は仕事の最盛期に、故郷の集落のために、この集会所の建設費用をたっぷり寄付をしたんだそうです。伊豆の自宅にはその当時の感謝状がいまだに大事に飾ってありました。

数年前、まだ何とか義父の意識がハッキリしているうちに村には連れて行けたのですが、そういえばこの集会所を見て来なかったので、今回改めて見てきました。やっぱり、故郷を愛していたのだろうなぁ、と思います。

帰り道に、JR名松線の駅があるので、ちょっと立ち寄ってみたら、列車がいました。何度来ても乗れないんだろうなぁと思いながら、写真だけ撮ってまた車へ。

道の駅によって、店員さんと話をすると、別の叔父の同級生（笑）
今会ってきたおじさんもお知り合い。そりゃ小さな村だから知ってるか！
名古屋の叔父の友人という羊羹屋さんも訪ねたり、お話ししていろいろと顔を出して、さてその夜は伊勢へ。

こちらでもご挨拶があるので、そちらでお仕事。あっちゃこっちゃです。全部が終わってぐったりして、宇治山田でレンタカーを乗り捨てで返却。近鉄で一駅移動して伊勢市泊。ふぅぅぅ疲れたーーー！

ここまで来て行かないわけにはいかないので、午前中早くからお伊勢参り。今回は観光じゃないので、二見浦からお参りはできませんでしたが、外宮→内宮へ。伊勢参りできるというのはありがたいことで、日本の全神社のTOP OF TOPですからね。しかも「お願い」はしちゃいけないので、ひたすら感謝申し上げ、他で初めてお願い事を（笑）

赤福氷で一息ついた後、Be Happyの成功も祈願しなければいけないので、内宮参拝の後に猿田彦神社へ。

境内の佐瑠女神社は芸能人もお参りする芸能神。出演者や関係者に皆お守りを買って、駅へ戻ります。最近は鬼門封じの金剛證寺というお寺まで回ると完璧と言われているそうですが、時間がありません！（笑）えーい！ゆっくり旅行したいよーー！

昼過ぎには「快速みえ」で名古屋へ向かい、新幹線に乗り換えて今度は熱海へ。
伊豆の家の方も直しているので、そちらの仕事で熱海泊。せめて温泉くらい浸からせてくれ！と。ここまでまた移動。途中の空腹はういろうでつなぐ。不思議な食べ物ですよね、ういろうって。

熱海で一仕事終えて、朝は昼前の特急踊り子で帰京。
「熱海でゆっくりして来てないんですか？」
ええ、観光じゃないんで！（泣）
せめて温泉浸からせて、みたいな旅なのでね。前２泊はビジネスホテルだし。

で、1時前に東京駅に着いて、トランクだけソッコーで置きに帰って、1時半には入谷教室で来客ミーティング。その後、上野桜木に戻って授業、夜は面談。

次の日の予定をふと見ました。

12時新富町。
14時上野桜木に帰って来て銀行さんと。
15時面談。
17時45分から3コマ授業。

土曜日はコミュニティじゃん！準備しなきゃ！

そう。月曜日の伏線回収です。

もうすでに「休み方」なんて忘れちゃってる

ですよねぇ。
倒れないかって？　そう、意外に丈夫に産んでくれた父母には感謝ですが、もうちょっと考えないといけない歳ですね。私は肝臓が弱点なので（ゆえにいっぱい飲めない）、悪くしないように気を使って生きてはいます。身体には正直なので、まぁ動けるうちは何とかなるんですよね。

疲れて爆睡とかしますが、意外に倒れて仕事を休むという経験は稀。2022年だけちょっとだいぶ来ましたけど、いつも心配してくれるホームドクターもいますし、人間ドックも毎年。癌家系でもなく、腰痛はありますけどね。

さて。

三重の家はだいたい見通しが立ちました。
あとはここにも書いた、那須のどーにもならん土地だな。
伊豆の家もメンテが大変。すぐ庭がボーボーになりますが、まぁ、義父と「守っていく」と約束してしまったので、やるしかないですね（笑）いい活用法を思いついたら実行します。

来月は大阪。
たぶん近々山梨もありますね。
塾の先生でしょ？　地元でうろうろしてるだけでしょ？
そう、普通はね。
普通じゃない塾長がワタシなので、飛び回ります。
今回のはプライベートの用件ですが、大阪は職員研修。北海道は生徒のため。おそらくの山梨も同様。
子どもと、職員と、塾のために吹っ飛んで回ってます。

【小さい塾なのでお急ぎください！　進学個別桜学舎／上野桜木教室＆入谷教室】